しねしね談

無職のおっさんがなけなしの金を叩いてDVDを借り、夏休みでもないのに感想文を書いてしまいます。ジャンルは主に洋画と海外ドラマ、どちらも古いのが好きです。

映画や海外ドラマの感想いいながら『隙あらば自分語り』のブログです。

母が危篤状態となり、昨日は自分も病院に泊まりました。


誰もが通る道なんだろうけど。

自分はずっと、親と一緒に暮らしてきたし、介護生活だって、もう10年やってきてるワケで。

その分・・・母がいなくなると思うと、余計に悲しいというか。

孤独には慣れてるつもりだったけど、喪失感は本当にダメなんです。

もう、辛くて。心細くて。

胸が締め付けられるように苦しくて。


それで・・・もう届かないのわかっているのに、あなたにショートメール送ってしまいました。

バカみたいですよね。届かないの、わかっているのに。

それに、もし届いたところで・・・そんなことでメール送られたら、あなたも困りますよね。

そういう関係性じゃないですもんね。


ってゆーか。このブログも読んでもらえてないんだっけか。悲しいな。


思えば数年前。あなたにメール送ったときもこんな心境だったかな。

でもあのときは、まだ漠然とした感じだったから。

今度はリアルだし。


あのとき。あなたからメールの返信が来たとき。

嬉しかった。救われた気分でした。

心の中ではなく本当に、送られてきたメールに手を合わせました。

でも結局・・・ダメになってしまって。


自分としては年に1~2回、それこそひと言ふた言でもいい、メールのやりとりさえ出来ればそれで十分って。そういう心持ちでした。

けれども・・・それだけでもダメなのかな。

いやもう・・・あなたにいろいろ頼るべきではないですよね。


だけど年1回、あなたの誕生日を祝う動画、YouTubeにあげてるので。

それだけは見てくれてるんじゃないかって。毎年、希望持ってるんで。

そこで・・・一方通行ではあるけど。いろんな話したい。聞いてもらいたい。


母、昨晩は持ち堪えたけど。今日はまたわからないので。

犬の世話があるんで帰宅したんですけど、すぐまた病院に戻ります。

・・・兄は頼りにならんしね。

昨日は日曜だったのでいなかった主治医から、今日『説明』があります、ということで。

聞くの辛いです。


・・・本当に、ひとりになってしまう。苦しい。

更新滞ってスミマセン。

そしてもうひとつ、ついでにスミマセンということになるんですが・・・

今回は急遽内容を差し替え、またしても『M病院物語』本編とは違う話となります。ご了承ください。


というのも、先日のことなんですけど。

某スーパー店内にて・・・

ブーカと遭遇いたしまして。


ビックリしましたよホント。思わず親指、隠してしまいました。


しかもそれが狭い一本道の通路だったので、逃げることも隠れることも出来ず。

心ならずも・・・ 超至近距離、ニアミス状態に!!


いや、もうね。

包丁持ってたら刺してた。

ってゆーか、その通路の先が調理用品売り場で。包丁やら何やら陳列されてるの知ってたので。

それでどうかしてやろうか!? とも思ったんですけど。

でも売ってる物だし。お金払う前に勝手に使ったら、窃盗・万引きと一緒だし。

万引きは犯罪ですからね。犯罪はよくない。


・・・そんなことは、ともかくとして。

ブーカとの遭遇、これがただ

「ブーカを目の当たりにしました」「とても気持ち悪かったです」

だけなら

「とっても嫌な1日でした。」

で終わる話じゃないですか。


けれどもその日は・・・違ったのです。

そもそもブーカと出くわすこと自体、寝耳に水というより寝耳に硫酸。

青天の霹靂というよりゼーバーイナズマンフラッシュくらいの衝撃でしたが。

今回は更にその上をいく、ありえない展開が待ち受けていたのです。


それはお互い擦れ違って横を通ろうとする、まさにその直前のことでした。

小さな女の子が、ブーカの後ろのほうからこちらに駆け寄ってきて。

一旦ブーカを追い抜いたあと、すぐに逆戻り。そして・・・

なんとその女の子、ブーカのひざ元のほうに抱き着いたのです!!


えーーーっ!?

でしょ!?

も、も、もしかしてこの子・・・


ブッ

ブッ

ブーカの娘!?


なんでっ!?


みたいな。


いや自分もこれまでの人生、いろんなことがありましたよ。想像を絶するような出来事だって、何度も経験しております。

しかしこれほどのことは流石に・・・。


だ、だ、だって、だってですよ。

子供がいるってことは 共同作業 をした男もいるってことでしょ?!

・・・ごめん、もう意味わかんねぇ(白目向きそう)。


確かに「蓼食う虫もすきずき」という言葉、あります。

汚い話で申し訳ありませんが、ウンちゃんを食べるハエだっています。

でもね

ハエ男がいるのか!? って話じゃないですかホントに。


実際、あんなのと寝るくらいなら、まだブタのほうが・・・ってブーカと同列に考えたらブタさんに失礼ですね。


・・・例えば、北朝鮮が日本を征服したとして。

将軍様から

「お前、ブーカと子作りしろ」

って命令されたら。

「それだけは出来ません!!」

って自分、泣きながら全裸で土下座しますよ。熱々のホットプレートが地面に置いてあったら、それにおでこ擦り付けて土下座します。


「ブーカと子作りしなければ射殺だ」

言われたら

「撃ってください 水爆で

と返します。


ブーカと子作りか、死か。DEAD or ブーカと子作り。

その2択しかないという状況に追い込まれたら、ワタシは喜んで『死』を受け入れます。

いや、「受け入れる」なんてもんじゃない、自ら望みますよ。切望します。

ブーカとの子作りという、まさに地獄を超える苦行を前にしたとき。

人は誰しも『死』すら希望、喜びと感じるはずです。


・・・と、ここまで長々と書いてきましたけど。

でもよくよく考えたら、少しおかしな点に気付きまして。


というのも、その女の子。本当にまだ小さい子供だったんです。それこそまだ、小学校に上がってないくらい。

となると・・・年齢的におかしいですよね?


それと、その子がブーカのひざ元に抱き着いたとき。

ブーカが

「え? な、なに??」

って、ちょっと驚いたような、困ったような声出したんです。


その反応もおかしいでしょ? 自分の子供だったらそうはならんよね?

もちろんブーカもワタシと遭遇したことで、動揺してたかもしれないけど・・・

だからといって自分の子供が抱き着いてきて、そんな対応しないと思うし。


・・・いや、そう思いたい。

全然関係ない子が、ブーカを巨大なデブの木と勘違い。

そして、その子の前世がセミだったので。なんとなく止まりにいった。

・・・そう思いたい。

でないとハエ男が現実に存在することになるし、何より世界基準が変わってしまいます。


だけど周り、人いなかったんですよね。

人はワタシとその子だけで。ブーカは人じゃないし。

親があんな小さい子、ひとりにするかな? って。まして女の子だし。


ちなみにその女の子、ブーカとは似ても似つかずのカワイイ子というか、明らかに外人かハーフの女の子で。

・・・しかしそれがまた引っかかるポイント。

外国人の親だったら、なおさら小さい子供をひとりにしないでしょう?

となると、やっぱり・・・

外国籍のハエ男とブーカが・・・


おえ~~~っ!!


あ、でもそーいえば。

ブーカは化け物だけど、妹はカワイイという都市伝説。聞いたことあったような気がする。

なら妹の子供って線もあるけど・・・それでもやはり、年齢的に厳しいか。


ってなワケで。

散々ブーカのことを、それこそ散々なカタチで書いてきましたが。

実は『M病院物語』のほうも、そろそろブーカの話に移行しそうになってきてたところで。


例の『バタフライエフェクト』。

ブーカを解雇。その後、ワタシがデイケア正職員に復帰。

それがなぜ実現しなかったのか。


それを書き出す前にブーカと遭遇するなんて。本当に運命的なものを感じます。

・・・ワタシとブーカの運命じゃないですよ。ワタシが『M病院物語』を書くという運命です。


とはいえブーカの話に至る前にまだ少し、前の話の続きが残ってますので。

今回、やや長文となりましたが。

それでもまだ ブーカに対する募る思ひ 書き足りないぐらいですから。

それも含めたうえでの 

ブーカはなぜ解雇されなかったのか? 

その謎に迫るお話は・・・

今年中には書き始められそうです。お楽しみに。

「デイケア開業後、土曜日は丸一日休みとなる」

院長先生から直々に、ワタシはそう告げられておりました。

それが覆ったのは、ワタシに何の相談もなくE島先生が

「〇〇〇さん(ワタシ)が土曜日にリハで働いてもらわないと困る」

と院長先生に申し立てたからです。


しかしこの件に関して、ワタシはE島先生のことを悪くは思いませんでした。

なぜなら

土曜日休もうが休むまいが週40時間勤務は一緒

土曜日のリハ業務が忙しくて大変なこと、身をもって知っている


そういうのもありますが、何より自分にとって大きかったことは

M病院に就職後、まだ要領が掴めず仕事の出来なかったワタシを、

E島先生が、ワタシのいないところで庇ってくれたこと


やはりこれに尽きるんです。


ビジンダーさん、ワタシはね。基本ドライな人間なんです。

仕事に関しては特にそうで、給料貰うためにやってる。

安月給だったらそれ相応の仕事しかしたくない。

自分の仕事さえ済めばいい、他の人のことやら知らん。

元々そういう人間です。


けれども院長先生が前言を覆し、土曜日の業務を続けるよう指示されたとき。

ワタシはそれを快く引き受けました。

E島先生は謝ってくれましたが、そんなのいらなかった。

というよりE島先生が直接、自分に言ってくれてたなら。

ワタシが院長先生のところへ出向き、自ら土曜日勤務を志願していたかもしれません。


ワタシをそんな心持ちにさせたもの。それは・・・人情です。

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