しねしね談

無職のおっさんがなけなしの金を叩いてDVDを借り、夏休みでもないのに感想文を書いてしまいます。ジャンルは主に洋画と海外ドラマ、どちらも古いのが好きです。

映画や海外ドラマの感想いいながら『隙あらば自分語り』のブログです。

前回記事の後半部分・・・熱かったね~。

まさに 熱盛!! って感じ。

だけど当時を振り返ってみて、自分がそれほどM原さん対して深い思い入れを持っていたかといえば・・・

案外、そーでもない。

ならなんであんな激熱な文章書いてしまったかというと・・・

実は先週の月曜日に、2回目のコロナワクチン接種したんです。その副反応がもう、キツくてキツくて。

2回目の副反応のほうが辛いと聞いてはいたんだけど、本当に2日間ほど微熱やらだるさやら体全体の痛みに苦しんでおりました。

で、そんな状態でありながらもブログは書きたい、と。

・・・急がなければならないのです。

それで気合いを入れて書いた結果、あんな熱い文章になったという次第であります。そもそもそれほどワタシ、M原さんとは接点ありません。



それでは前回の続き。

M原さんが退職を決意した理由。詳しくは知りませんが、おそらく外来主任の職を解かれたからだと思います。いわゆるリストラ人事ですね。

提案したのはねずみ男事務長でしょうが・・・なぜ院長先生がそれを受け入れたのか? ワタシにはわかりません。

ただ、ひとつの時代が終わったのは確かです。この後のM病院は、それまでのM病院とは全く別物になってしまいます。


デイケア施設には多くの職員が集まって来ました。やがてM原さんもやってきます。M原さんを交えて、みんなで大きな輪のような形になっていました。

ワタシはデイ施設の使用を許可しただけの立場です。ひとりパソコンの場所から、高くもないところから高見の見物ぐらいの気持ちでおりました。

なのにまたしてもK本さんが、ワタシのもとにやってきます。

「なにやってんの!? ほら、〇〇チさんも一緒に!! はやく!!」

「え?! いや、ワタシはいいよ・・・。」

「はぁ~~~? なん言ようと!? 〇〇チさんもM原さんにお世話になったろうが!? ほら!! はやく!!」

「・・・。」

で、女性ばかりの輪に、おっさんがひとりですよ。

「・・・なんでこうなるの?」

でも、まーチョッと参加するぐらいだったらね。どうせ残ってるんだしー・・・程度の心持ちでいたところ。

「それでは今から順番に、M原さんへお別れの言葉を言ってもらいます!!」


えーーー!? (゚∇゚ ;)


ですよ。


無理無理無理無理!! いや冒頭に書きましたけど、自分はM原さんとはそれほど関わりないし。

いや、そこにいる他の職員さんたちは、最初からその心積もりで来てるんでしょうから。前もって考えてきてるでしょうよ。でもこっちはアドリブですよ?!

ワタシっていかにもアドリブとか苦手そうでしょ? はい、苦手です。加えてシャイでナイーブで、それでいてクールなナイスガイですから。

アドリブでみんなの前でスピーチとかムーリー!!

しかもみんな泣いてるし。ワタシも泣かないといけないのかしら? ってゆーかワタシ、いつもねずみ男事務長と一緒にいる人ですよ?

ここにいること自体、違和感ありありなのに。一体なにを話せというのか?


・・・でもね。上手く切り抜けられました!!

「ワタシが心疾患を発病した際には随分とお世話になって・・・。」

みたいな。

心臓悪くてよかった~~~(●´ω`●)

なんでも役に立つもんですね!!


でね。今回の『不倫編外伝』。正直ワタシのことなんかどーでもいいんです。

伝えたいのは、みんなひとりひとりが感謝の言葉を言い終わったあと。最後のメインイベント、M原さんのスピーチ。その内容についてのワタシなりの考察。


・・・急いでる言いながら、どーして『外伝』とか。まわり道するような記事を書いてるんですかね、と自分ツッコミ。

『不倫編』、今年中に終わらないかもしれません。まーでもワタシの運勢、来年からよくなるらしいし。それでもいいかな。

それでは今日はこの辺で。

時間が遡(さかのぼ)ります。

またしても、とある土曜日のお話です。

そのころM病院デイケアは、まだ土曜日の営業を行っていませんでした。

ワタシはリハビリ助手の仕事があるため、その日は病院に来ていました。訪問介護事業所は設立されてなかったころだと思います。

ご存知のとおり、土曜日のリハビリ業務は昼の1時までです。当時のワタシは、その後は必ずデイケア施設に立ち寄り、補足的な業務を行っていました。

主にやっていたことは、一週間分の寿システムの見直しです。他にもやり残したことがあれば、この時間を使って済ませていました。


その日の昼下がり、ワタシはいつもの土曜日と同じくデイケアにいました。そしていつもと同じくパソコンのディスプレイを眺めていました。

そこへ外来の看護婦さんが訪れます。K本さんです。ワタシが就職する前からM病院で働いている職員のひとりです。

彼女はワタシにこのようなことを言います。

「今日がM原さんの勤務最終日。みんなでM原さんに感謝の気持ちを伝えたいが、広い場所がない。ここを使わせてもらってよいだろうか?」

M原さんとは・・・K本さん同様、ワタシやねずみ男事務長が就職する前からM病院に在籍している看護婦さんです。外来主任という立場でした。


長い間、M原さんは病院を仕切っていました。けれども好き放題やって周囲を困らせていたワケではありません。むしろみんなから慕われていました。

いつもは寡黙で気難しそうに見えますが、話せば結構気さくな人で、なによりリーダーとしての資質に富んでいるとでもいいましょうか。

黙っていても人が付いて来るような人です。

そんなM原さんのことを、ねずみ男事務長は苦々しく思っていました。

「なんで一介の看護婦でしかない人間が病院を取り仕切っているんだ!?」

ってワタシに言われましても。

やがてふたりの対立が始まります。その過程で南木さん(仮名)やブタゴリラ婦長もやって来ます。


少し話が反れますが・・・ブタゴリラ婦長、彼女のインパクトは絶大でした。

彼女のことを嫌って数名の看護師が辞めたのも事実です。結果、病棟は夜勤のシフトが組めない状況に陥ります。

そのことが、ブタゴリラ婦長の首を絞めることになります。

いや、「絞められる」という表現が適当でしょうか(笑)。



ねずみ男事務長といえば、地獄行くんといつも一緒にいるイメージが強いかもしれません。

しかし地獄行くんがM病院の一員になる以前、いつも事務長の傍にいて行動を共にしていたのは・・・意外にもワタシだったのです。

けれどもそれは当時の状況が生みだした『成り行き』みたいなものでした。

というのも・・・デイケア二代目看護婦と主任PTだった男ws先生が、同じぐらいの時期に立て続けに退職してしまったのです。

当然、デイの正規のスタッフはワタシだけになってしまいます。

そのときになって初めて病棟が協力してくれるようになったのですが、それでも手伝ってくれるのは午前中だけ。

それで男ws先生が、辞める前に言ってくれてたんです。

「〇〇チさんがトイレにでも行ってる間に利用者が抜け出して、前の道路で事故にでも遭ったらどうするのか?」

・・・ここだけ切り取ると男ws先生、辞める直前までワタシやデイのこと考えてくれてた『いい人』みたいに思われるかもしれませんが。実際、違います。

とにかくそんな経緯を経た結果、ねずみ男事務長がデイケア施設に常駐するようになったのです。


とはいえデイケア利用者の送迎が終わったあとは、使われるのはむしろワタシのほうでした。

退院する病棟患者を家まで送迎したり、転院する患者をその病院まで送ったり。本来、家族がするようなことまで引き受けてましたから。

デイの仕事は夕方5時で終わったのに、病棟患者の送迎させられて。終わったのが夜の9時、なんてこともありました。


それはともかく・・・とにかく、ねずみ男事務長と一緒にいることが多かったワタシですが。向こうも気を許したのか、たまにM原さんのこと話してました。

当然いい話ではありません。

だけどワタシは、地獄行きくんとは違うのです。彼のように、ねずみ男事務長に心酔などしてないのです。

正直、冷ややかな気持ちで聞いていました。内心、「そんなことよりデイのこと考えたら?」と思ってました。

なにしろ心臓の悪いワタシしか正規スタッフがいないのですから。



前置きが長くなりましたが、その後に紆余曲折があり、結局はM原さんが辞めることになったのです。

そのお別れの会にデイケア施設を使わせてくれとのこと。

ワタシに権限などありません。しかしその時点で事務長はもう帰っていたし、院長先生だったら絶対に許してくれていたと思います。

むしろ院長先生がそこにいたら、その会に一緒に参加してくれていたことでしょう。そしてM原さんに、労(ねぎら)いの言葉を掛けていたでしょう。

ワタシが「使っていい」と許可を出しました。

ワタシは自称『院長の隠し子』です。そしてデイケアの創立メンバーなのです。

看護婦さんが次々と辞めていこうと、自身が心臓を病もうと。デイで尽力してきた人間です。

そう、ワタシこそ ミスター・デイ なのです。

ワタシのデイです。いや、ワタシがデイです。

そのワタシがデイケア施設を自由に使ったとしても、それは許されることだと思います。いや、許されなければならない。

そしてワタシは・・・M病院を愛した男です。

そのワタシが功労者であるM原さんを、M病院のいち時代を支えたM原さんを、退職する日に何もなく寂しく帰らせることなど出来なかったのです。

ワタシは間違ってない!!

時計は1時40分をまわっていました。普通なら昼までの勤務の職員は既に帰っている時間です。

デイケアには大勢の職員が集まりました。みんなM原さんに感謝の意を伝えたくて残っていたのです。

M原さんの人望の厚さを物語っています。 つづく

ある夏の日の午後なんですけどね。土曜日の午後。

デイケアのスタッフはまだ仕事してたんですよ。そしたらハゲがね・・・そう、あのハゲが来てね。言ったんですよ。

「今からバーベキューしに行くんだけど一緒にどうですか?」

・・・。


怖いな~怖いな~((( (゚д゚;))))


・・・まだ怖くないか (・ω≦) ゞ テヘペロ


場所は室見川の河川敷。終業後にデイのスタッフで参加する人、車で向かいましたよ。

着いたころには・・・もう夕方近かったかな~。ws主任とかS原さんとか。
ハゲの奥さんも来てたんじゃないかな~? 結構な人数でした。


それからね。準備が始まったんですよ。でもね、一か所に全員集まってじゃなかったんです。

ビジンダーさんとN本は野菜の仕込み。水道のあるところに行きましたね。肉を買いに行った人もいる。バーベキューセット用意してる人もいましたね。

みんな点々バラバラになってしまったんです。


そして準備も終わり、さあ始めるぞってなったとき・・・誰かが気付いたんですね。

「あれ? 人数足りなくねーか??」

確かに。来たときより、なんか人が減ったような気がするんですよ。

で、ひい ふう みい よう・・・

って、数を数えたところで、最初に何人いるか数えてなかったから意味ないんだけどね。

でもやっぱり足りない。ってことでね。みんなで確かめてみたんですよ。そしたら判明したんです。


ws主任とフリンマンのふたりが

忽然と姿を消していたんです!!



怖いな~怖いな~((( (゚д゚;))))



・・・少し創作入ってますけど。稲川淳二口調で読んでもらえてたら幸いです。

ってゆーかこのバーベキューの話、もうちょっと掘り下げて書きたい気持ちはあるんですけどね。また長くなってしまうので端折ることにしました。

いずれ小説化する暁に、補足として書き加えます。



翌週、月曜日です。

最初に送迎に向かう先はT城さん宅です。いつも早く着きすぎるので、家の前に車を止めて数分ほど待つのが日常となっています。

その日は少し長めに待ちました。いつもなら運転手のねずみ男事務長のほうから話掛けてくるのですが、その日は黙っていました。ワタシも黙っていました。


長い沈黙が続きました。


そろそろ呼び鈴を押しに行こうかと車を降りようとしたときです。ねずみ男事務長が重い口を開きました。

「あのふたり・・・途中、いなかったな。」


「・・・そうですね。」

ねずみ男事務長も、バーベキューに参加していました。

「・・・しょうがねーな。」

呆れてる顔ではありません。それ通り越して、もう無表情です。

ワタシだって以前のように「やれやれだぜ」では済まされません。

責任を感じてるのです。なんとか丸く収まってほしい、事態が穏便なかたちで収拾してほしい、そう願っているのです。その矢先なんです。


ってゆーかさ。

なんで我慢出来へんの!?

そんなんバーベキューが終わったあとでさ、普通に別々に帰るふりしてどっかで落ち合えばいいだけの話やん?!

なんで事務長のいるときに、ふたりでいなくなるん?!



以前にも書いた話ですが。フリンマンの前妻:南木さん(仮名)は、ねずみ男事務長が連れて来た看護婦なんです。

病院に改革を齎(もたら)すため、ブタゴリラ婦長より先? にねずみ男事務長が呼び寄せた人です。

当然、事務長とは深い信頼関係がありますし、婦長にとっても頼りになるかわいい愛弟子のような存在だったと思われます。

その関係がフリンマンのせいで壊れてしまいます。

恋仲になったふたりはフリンマンがそのころ住んでいた、病院が寮として借り上げているマンションの一室で同棲を始めます。

元々フリンマンとの交際を快(こころよ)く思っていなかった婦長は苦言を呈します。

「福利厚生施設である寮で同棲などするのはいかがなものか?」

と。当然です。しかし南木さん(仮名)は「個人の自由だ」と突っ撥ねます。

結局その件が原因で、南木さんと婦長は袂を分かつことになってしまいました。事務長とも疎遠になります。

その南木さんが寿退職されてから、1年も経ってないのではないでしょうか?

南木さんはねずみ男事務長に、泣きながら電話を掛けてきたのです。もちろん亭主であるフリンマンの不倫の件で、です。

それからというもの、南木さんは毎日のように電話してくるようになったそうです。泣きながら。事務長も辛かったと思います。


あまり知られてないことですが、ワタシ自身もねずみ男事務長とはいろいろあったのです。多少、快く思ってないとこもありました。

しかしこのときばかりは事務長に同情・・・いや、同情って言葉は変ですよね。

共感・・・とも違いますね。なんといえばいいのか。まー・・・とにかく、気の毒に思えてなりませんでした。



いや、もちろんバーベキューの前にいなくなったからって、おかしなことしていたとは限りませんよ。

何か話でもしてたかもしれないし、なんか別の用があったのかもしれない。

・・・いやいやいや、ホントにホント。本当にそう思ってます。

なぜならワタシは福岡生まれで福岡育ちの、生粋の福岡県民。当然の如く、あの周辺のこともよく知っています。

あの辺りはね・・・ラブホはないんです。

大通りに面して飲食店は軒並み営業しておりますが、ラブホはない。あの辺は基本、通り道なんです。

ならその通り道を車で走らせて今泉方面まで・・・というのも無理。通り道だけに、土曜日の夕方などは交通量が多くて混雑するのです。


だったら野外フェス!? 青カン?!


蚊に刺されるで!!


・・・あとは車の中で、ってことも考えられますが。ワタシあのとき、ひとりでブラブラしてましたよね?

タバコかなんか車の中に忘れて、取りに行ったのかな? 駐車場に戻って、そのときは変化なく来たときと同じ配列で車停めてあったと思うけど・・・


どの車も 揺れてませんでした。


・・・だけどね。状況が状況なんですから。

変なふうに思われること、しないでください。

誤解されるようなこと、しないでください。


そして。このバーベキューの一件が原因で、ワタシまでもが不愉快な思いをしなければならなくなります。それは次回か次々回に。

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