しねしね談

無職のおっさんがなけなしの金を叩いてDVDを借り、夏休みでもないのに感想文を書いてしまいます。ジャンルは主に洋画と海外ドラマ、どちらも古いのが好きです。

映画や海外ドラマの感想いいながら『隙あらば自分語り』のブログです。

また随分と間が空いてしまいました。


母の介護に加え、先月は父の法事もありまして。

それ以外にも、ちょっとしたことが重なり・・・なんとなくブログ書けなかったり、YouTube動画も作れなかったり。

そんな毎日を過ごしておりました。


とはいえ。

あなたに真実を伝えたい。その思いに変わりはありません。

そして、今後の『M病院物語』。

はっきり言って気分のいいものではない、不快な話ばかりとなりますが。

それが『真実』なのですから。こればかりはどうしようもないです。

罷り間違っても話の内容を、当たり障りのないものに改変するような、

『真実』を捻じ曲げるようなマネは絶対に行いませんから。

そこのところご了承ください


それと

『M病院物語』は、ワタシがM病院で過ごした日々を綴った、いわゆる『回顧録』であり。

ここではあなたに読んでもらうための、あなたに関連する話を中心に書いておりますが・・・

当然のことながらそれ以外の、あなたに関係ない・あなたが出てこない話も沢山あります。

まだハッキリと決めたワケではないのですが。

今後そのような話はYouTubeで、エピソードトークのような形で配信してみようかな? と。

そういう計画も立てております。


そんな動画、誰が見るんだよ!?

と思われるかもしれませんが・・・やはりあなたに見てもらいたいです。

直接あなたに関係なくとも、あなたに聞いてほしい・知ってほしい事実もまた、多数あるんです。


あと、見てもらう見てもらわない関係なく。

自分の記憶を、記録として残したいという思いもあります。

・・・ワタシの記憶こそが『真実』なのですから。


毎回こんな予告編みたいな話でスミマセン。次回は絶対本編書きます。

もう2ヵ月くらい書いてなかったですね。


母が帰って来まして。介護が忙しくて書く暇がなかった・・・

というワケではありません。

むしろマッタリと介護生活を楽しんでいて。気が付けば他に何もしないまま時間だけが過ぎていた・・・そんな感じです。


あと、パソコンが不調というのもありました。もうホント全然ダメ、使えないってくらいになりまして。

そのパソコンとは別に、昨年の夏くらいに中古屋で買った、結構スペックがいいヤツあるにはあるんですけど。

それはそれで、違う用途で使う予定で。

スマホでも書くことが出来ますが、スマホで文章書くの苦手でして。

で。

親の介護もあるし、しばらくネット界隈から離れてみるのもいいかなって。


・・・とにかくそんなんで。ゆっくりオットリした毎日を過ごしておりました。


あなたに真実を伝えたい。

あなたにだけ聞いてもらえたらそれでいい。

あなたにだけはわかってほしい。

そんな思いで書き続けてきた『M病院物語』なのですが。

現状では、その思いも虚しく・・・と言わざるを得ません。

けれども、もう何度も申し上げてますように

何年後でもいいんです。それこそお互い80歳を過ぎたあとでもいい。いつの日か、あなたに全てを伝えられたら。


流石に80歳になってからでは遅すぎるやろ!? とは自分でも思います。

しかし元々が随分と昔の話なのです。遅いというのなら、今現在でも十分に遅いのです。


そして。遅い遅いと言いながらも

全てをお話するには、むしろまだ時期尚早・・・とでもいいますか。

そういう、矛盾と指摘されても仕方ない考えも持っております。

なぜ時期尚早なのかは、いずれ・・・。


次回は『M病院物語』本編に戻すつもりですが。投稿出来るの、いつになることやら。

ワタシがM病院に就職してから、どれくらい経ったころでしょう。

まだ試用期間中だった、ということだけは確かです。

・・・飼っていた犬が死んでしまいまして。

悲しかったですね。自分が中学生のときに飼い始めた犬で。

長生きしたほうですけど、その分、情愛もありましたし。


そのことが仕事に影響を及ぼして。

そうでなくても大変だったんです。当時はまだ、リハビリの日数制限がない時代でしたから。

若い外来患者は、入っている保険の期間が切れたら来なくなりますが、年寄りは際限なくやってきます。

外来患者が多すぎて、入院患者のリハビリが終わらず。それこそ患者の就寝時間まで掛かったこともありました。

それだけ多くの患者を捌きながら、仕事を覚えなくてはならなかったのです。


・・・大変だった要素、他にもあるのですが。割愛します。


とにかく、そんな状況の中でのペットの死ですから。

本当にきつかったです。精神的に。それで仕事に集中出来なくなってしまって。

大きなミスこそなかったものの、随分周りに迷惑をかけていました。E島先生にもよく怒られてました。


前述したとおり、そのとき自分は試用期間中でしたから。

正直・・・もうダメかも、と。

この職場とは、きっと縁がなかったのだ。そんなふうに感じてました。


そんなある日のことです。リハビリを終えた高齢の患者を病室まで送り、戻ってきたところ。

リハビリ室に入ろうとした、まさにそのときです。室内から話し声が聞こえてきました。

「ねぇ、あの新しく入ってきた人、ドン臭いと思わん? 辞めさせたほうがいいんやない??」

交通事故で入院していた、口の悪いオバサン患者でした。


ワタシは思わず、室内から見えない位置に身を潜めました。そんなこと言われている最中に、中に入って行く勇気は流石にありません。

いたたまれない気持ちでした。

「もうこのまま帰っちゃおうかな? そのまま辞めようかな?」 

そんな思いも、脳裏を過りました。


・・・しかしその矢先。E島先生の声が聞こえてきたのです。

「彼の前職は、病棟での介護の仕事。ここでは今までやったことない、慣れない仕事をしている。

辛そうにだけどがんばっている。だからもうちょっと長い目で見てあげて。」

ワタシが辛そうにしてたのは、犬が死んだからですが。それは兎も角として。

このときE島先生は、ワタシのいないところでワタシのことを庇ってくださったのです。

次回に続きます。

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