最近、ビジンダーさんをよく見掛けるんです。
天神のアクセサリー店で、ピアスを見ているビジンダーさん。
しゃぶ葉でワッフルを焼くビジンダーさん。
子供を自転車に乗せ、保育園から出てくるビジンダーさん。
「え、子供!?・・・あ、お孫さんか。」
みたいな。
禁断症状ではないと思います。みんなマスクをしているからでもない。マスクをしただけでビジンダーさんになれるんだったら、ざわちんはいりません。
多分、ワタシの中に眠っていた『無念』の気持ちが、そのことをビジンダーさんに伝えろ、っと急かしているのでしょう。もしかしたらそのためにえん魔くんまでもが現れたのかもしれない。
もう10年以上も前の話なので、そんなこと蒸し返されてもビジンダーさんも迷惑でしょうが・・・
ワタシ、全てを思い出してしまったんです。
どうしてこんなことになったのか、ワタシにはわかりません。
そのときすぐにそのことを話していたら、状況は変わっていたのかもしれません。しかし最悪の事態も考えられた。何をどうすれば正解だったのか? その答えは多分『ない』のだと思います。
『M病院物語』、本当は楽しい話にするつもりでした。面白い話を聞かせたかった。
男ばかりの飲み会というので付いていったら『おっぱいパブ』だった話や。
男ばかりの飲み会第二弾というので付いていったら中州の大型キャバレー『日本一の桃太郎』で(昨年閉店したそうです)。
金曜日で客が多く、ホステスさんの数が足りないってことで。自分にあてがわれたのが、さっきまでステージでジャズを歌っていた外国人歌手。まわりの客からも大注目された話とか。
ゴチャゴチャ言ってないで
はよ何があったか言え!!
ですよね? 話します。
西暦20☓☓年。春か夏かは覚えてません。
当時、ワタシはもう訪問介護事業所の所長になっており、その仕事の傍ら、平日はデイケア・土曜日の午前中はリハビリに手伝いに行ってました。
手伝いという表現はおかしいかもしれませんね。でも兼務というのもちょっと違うと思います。別に院長に言われてやっていたワケではないから。
・・・言うなれば『遊軍』のような立場を気取ってたんでしょう。
※遊軍:決まった部署につかず、必要に応じて活動できるよう待機している人。
その日は平日。確かデイにいたと思います。お昼ごろ、ワタシに内線がかかってきました。『リハ室に来い』と。
そういうことは過去に何度もありました。大体は「患者からお菓子を戴いたから一緒に食べよう」という誘いです。その日もその類いのことだろうと思い、なんの疑いもなくリハ室に足を運びました。
M病院の外来は何度か、お昼の時間帯を休診にしていたことがあります。
院長の気まぐれ休診だったワケですが、そのころもそれをやってる時期だったのでしょう。リハ室のドアは閉まっていました。ワタシはノックも躊躇せず、そのドアを開きました。
リハ室内は・・・異様な雰囲気でした。
いや、異様な光景といったほうが正しい表現でしょう。リハ室なのだから、PT(ws主任・Tバック・ハゲ)がいるのは当然ですが、それに加えてフリンマン(この人は多分違うことで来てたんでしょうが)、普段あまりリハ室に顔を出さないS原さん。確かケアマネの小藪と看護婦も数名いたと思います。
その人たちが全員、ワタシが来るのを待っていました。
普段なら笑顔で「まー座って座って」とカウンターを通してくれるws主任でしたが、その日は違いました。いつになく真剣な表情でした。
「そこに立って。ドアを閉めて。」
言われるがままドアを閉め、黙って立っていました。そのワタシを、ワタシの目をws主任はジーっと見据えてます。
「え? こんなところで告白!? みんなのいる前で?!」
なんて冗談言える雰囲気ではありません。他のみんなも黙っています。
たじろぐワタシ。少しの沈黙のあと、ようやくws主任が口を開きました。
「〇〇〇くん」
『くん』か『さん』かは忘れました。ただ普段は「グッチ~♪」とからかい口調で話しかけてくる人です。正直驚きました。
しかしそのあとにws主任が発した言葉は・・・更に驚愕の一言でした。
「〇〇〇くん、あなたもう・・・
デイケアに行くのはお止めなさい。」
天神のアクセサリー店で、ピアスを見ているビジンダーさん。
しゃぶ葉でワッフルを焼くビジンダーさん。
子供を自転車に乗せ、保育園から出てくるビジンダーさん。
「え、子供!?・・・あ、お孫さんか。」
みたいな。
禁断症状ではないと思います。みんなマスクをしているからでもない。マスクをしただけでビジンダーさんになれるんだったら、ざわちんはいりません。
多分、ワタシの中に眠っていた『無念』の気持ちが、そのことをビジンダーさんに伝えろ、っと急かしているのでしょう。もしかしたらそのためにえん魔くんまでもが現れたのかもしれない。
もう10年以上も前の話なので、そんなこと蒸し返されてもビジンダーさんも迷惑でしょうが・・・
ワタシ、全てを思い出してしまったんです。
どうしてこんなことになったのか、ワタシにはわかりません。
そのときすぐにそのことを話していたら、状況は変わっていたのかもしれません。しかし最悪の事態も考えられた。何をどうすれば正解だったのか? その答えは多分『ない』のだと思います。
『M病院物語』、本当は楽しい話にするつもりでした。面白い話を聞かせたかった。
男ばかりの飲み会というので付いていったら『おっぱいパブ』だった話や。
男ばかりの飲み会第二弾というので付いていったら中州の大型キャバレー『日本一の桃太郎』で(昨年閉店したそうです)。
金曜日で客が多く、ホステスさんの数が足りないってことで。自分にあてがわれたのが、さっきまでステージでジャズを歌っていた外国人歌手。まわりの客からも大注目された話とか。
ゴチャゴチャ言ってないで
はよ何があったか言え!!
ですよね? 話します。
西暦20☓☓年。春か夏かは覚えてません。
当時、ワタシはもう訪問介護事業所の所長になっており、その仕事の傍ら、平日はデイケア・土曜日の午前中はリハビリに手伝いに行ってました。
手伝いという表現はおかしいかもしれませんね。でも兼務というのもちょっと違うと思います。別に院長に言われてやっていたワケではないから。
・・・言うなれば『遊軍』のような立場を気取ってたんでしょう。
※遊軍:決まった部署につかず、必要に応じて活動できるよう待機している人。
その日は平日。確かデイにいたと思います。お昼ごろ、ワタシに内線がかかってきました。『リハ室に来い』と。
そういうことは過去に何度もありました。大体は「患者からお菓子を戴いたから一緒に食べよう」という誘いです。その日もその類いのことだろうと思い、なんの疑いもなくリハ室に足を運びました。
M病院の外来は何度か、お昼の時間帯を休診にしていたことがあります。
院長の気まぐれ休診だったワケですが、そのころもそれをやってる時期だったのでしょう。リハ室のドアは閉まっていました。ワタシはノックも躊躇せず、そのドアを開きました。
リハ室内は・・・異様な雰囲気でした。
いや、異様な光景といったほうが正しい表現でしょう。リハ室なのだから、PT(ws主任・Tバック・ハゲ)がいるのは当然ですが、それに加えてフリンマン(この人は多分違うことで来てたんでしょうが)、普段あまりリハ室に顔を出さないS原さん。確かケアマネの小藪と看護婦も数名いたと思います。
その人たちが全員、ワタシが来るのを待っていました。
普段なら笑顔で「まー座って座って」とカウンターを通してくれるws主任でしたが、その日は違いました。いつになく真剣な表情でした。
「そこに立って。ドアを閉めて。」
言われるがままドアを閉め、黙って立っていました。そのワタシを、ワタシの目をws主任はジーっと見据えてます。
「え? こんなところで告白!? みんなのいる前で?!」
なんて冗談言える雰囲気ではありません。他のみんなも黙っています。
たじろぐワタシ。少しの沈黙のあと、ようやくws主任が口を開きました。
「〇〇〇くん」
『くん』か『さん』かは忘れました。ただ普段は「グッチ~♪」とからかい口調で話しかけてくる人です。正直驚きました。
しかしそのあとにws主任が発した言葉は・・・更に驚愕の一言でした。
「〇〇〇くん、あなたもう・・・
デイケアに行くのはお止めなさい。」



みたいな。さっきから何言ってんの俺?