ある夏の日の午後なんですけどね。土曜日の午後。

デイケアのスタッフはまだ仕事してたんですよ。そしたらハゲがね・・・そう、あのハゲが来てね。言ったんですよ。

「今からバーベキューしに行くんだけど一緒にどうですか?」

・・・。


怖いな~怖いな~((( (゚д゚;))))


・・・まだ怖くないか (・ω≦) ゞ テヘペロ


場所は室見川の河川敷。終業後にデイのスタッフで参加する人、車で向かいましたよ。

着いたころには・・・もう夕方近かったかな~。ws主任とかS原さんとか。
ハゲの奥さんも来てたんじゃないかな~? 結構な人数でした。


それからね。準備が始まったんですよ。でもね、一か所に全員集まってじゃなかったんです。

ビジンダーさんとN本は野菜の仕込み。水道のあるところに行きましたね。肉を買いに行った人もいる。バーベキューセット用意してる人もいましたね。

みんな点々バラバラになってしまったんです。


そして準備も終わり、さあ始めるぞってなったとき・・・誰かが気付いたんですね。

「あれ? 人数足りなくねーか??」

確かに。来たときより、なんか人が減ったような気がするんですよ。

で、ひい ふう みい よう・・・

って、数を数えたところで、最初に何人いるか数えてなかったから意味ないんだけどね。

でもやっぱり足りない。ってことでね。みんなで確かめてみたんですよ。そしたら判明したんです。


ws主任とフリンマンのふたりが

忽然と姿を消していたんです!!



怖いな~怖いな~((( (゚д゚;))))



・・・少し創作入ってますけど。稲川淳二口調で読んでもらえてたら幸いです。

ってゆーかこのバーベキューの話、もうちょっと掘り下げて書きたい気持ちはあるんですけどね。また長くなってしまうので端折ることにしました。

いずれ小説化する暁に、補足として書き加えます。



翌週、月曜日です。

最初に送迎に向かう先はT城さん宅です。いつも早く着きすぎるので、家の前に車を止めて数分ほど待つのが日常となっています。

その日は少し長めに待ちました。いつもなら運転手のねずみ男事務長のほうから話掛けてくるのですが、その日は黙っていました。ワタシも黙っていました。


長い沈黙が続きました。


そろそろ呼び鈴を押しに行こうかと車を降りようとしたときです。ねずみ男事務長が重い口を開きました。

「あのふたり・・・途中、いなかったな。」


「・・・そうですね。」

ねずみ男事務長も、バーベキューに参加していました。

「・・・しょうがねーな。」

呆れてる顔ではありません。それ通り越して、もう無表情です。

ワタシだって以前のように「やれやれだぜ」では済まされません。

責任を感じてるのです。なんとか丸く収まってほしい、事態が穏便なかたちで収拾してほしい、そう願っているのです。その矢先なんです。


ってゆーかさ。

なんで我慢出来へんの!?

そんなんバーベキューが終わったあとでさ、普通に別々に帰るふりしてどっかで落ち合えばいいだけの話やん?!

なんで事務長のいるときに、ふたりでいなくなるん?!



以前にも書いた話ですが。フリンマンの前妻:南木さん(仮名)は、ねずみ男事務長が連れて来た看護婦なんです。

病院に改革を齎(もたら)すため、ブタゴリラ婦長より先? にねずみ男事務長が呼び寄せた人です。

当然、事務長とは深い信頼関係がありますし、婦長にとっても頼りになるかわいい愛弟子のような存在だったと思われます。

その関係がフリンマンのせいで壊れてしまいます。

恋仲になったふたりはフリンマンがそのころ住んでいた、病院が寮として借り上げているマンションの一室で同棲を始めます。

元々フリンマンとの交際を快(こころよ)く思っていなかった婦長は苦言を呈します。

「福利厚生施設である寮で同棲などするのはいかがなものか?」

と。当然です。しかし南木さん(仮名)は「個人の自由だ」と突っ撥ねます。

結局その件が原因で、南木さんと婦長は袂を分かつことになってしまいました。事務長とも疎遠になります。

その南木さんが寿退職されてから、1年も経ってないのではないでしょうか?

南木さんはねずみ男事務長に、泣きながら電話を掛けてきたのです。もちろん亭主であるフリンマンの不倫の件で、です。

それからというもの、南木さんは毎日のように電話してくるようになったそうです。泣きながら。事務長も辛かったと思います。


あまり知られてないことですが、ワタシ自身もねずみ男事務長とはいろいろあったのです。多少、快く思ってないとこもありました。

しかしこのときばかりは事務長に同情・・・いや、同情って言葉は変ですよね。

共感・・・とも違いますね。なんといえばいいのか。まー・・・とにかく、気の毒に思えてなりませんでした。



いや、もちろんバーベキューの前にいなくなったからって、おかしなことしていたとは限りませんよ。

何か話でもしてたかもしれないし、なんか別の用があったのかもしれない。

・・・いやいやいや、ホントにホント。本当にそう思ってます。

なぜならワタシは福岡生まれで福岡育ちの、生粋の福岡県民。当然の如く、あの周辺のこともよく知っています。

あの辺りはね・・・ラブホはないんです。

大通りに面して飲食店は軒並み営業しておりますが、ラブホはない。あの辺は基本、通り道なんです。

ならその通り道を車で走らせて今泉方面まで・・・というのも無理。通り道だけに、土曜日の夕方などは交通量が多くて混雑するのです。


だったら野外フェス!? 青カン?!


蚊に刺されるで!!


・・・あとは車の中で、ってことも考えられますが。ワタシあのとき、ひとりでブラブラしてましたよね?

タバコかなんか車の中に忘れて、取りに行ったのかな? 駐車場に戻って、そのときは変化なく来たときと同じ配列で車停めてあったと思うけど・・・


どの車も 揺れてませんでした。


・・・だけどね。状況が状況なんですから。

変なふうに思われること、しないでください。

誤解されるようなこと、しないでください。


そして。このバーベキューの一件が原因で、ワタシまでもが不愉快な思いをしなければならなくなります。それは次回か次々回に。