前回から書いているお話は、『不倫編』の次に執筆予定の『大変な思い編』、
その案件から随分と時が経過したあとのエピソードです。

このときのワタシの精神状態はどうだったのでしょう? 

ハゲからは他にもいろいろとバカにされるようなことを言われましたが、この
時期はそれほど腹は立ちませんでした。

元々書くつもりだった『M病院物語』・・・それが「大変な思い」を経験し。

「書くつもり」じゃダメだと。書かなければならない、と。


絶対に書いてやる。


そう心に誓っていました。だからハゲにバカにされようとも・・・「またいいネタ拾えた(゚∀゚)」と、むしろ嬉しいぐらいの気持ちでした。


そして今。もう運命というしかないですね。書くきっかけと時間が用意されたのです。長年の夢というか目的というか、使命というか。

『M病院物語』、それを書いているのです。

ビジンダーさん、あなたに感謝します。あなたの存在がなければ・・・ワタシは書き始めることも、ここまで書き進めることも出来なかったでしょう。



さて、それでは前回の続き。その後の神展開です。

なんとリハビリ部に、とんでもない新入職員がやってきます。

名前は忘れましたが、リハビリの学校を卒業したばかり。いわゆる新卒のPTなのですが、なんでか知らんけどオバサンなのです。

しかもそのオバサン、なんか普通じゃないんです。

そうです、彼女が!! 変なオバサンです!!

変なオバサン♪ 変なオバサン♪

・・・いやでも本当に、ちょっとマトモじゃない系なんです。実際いろいろあって、他のPTと口論になることも屡々(しばしば)。

入院患者に怪我をさせたこともありました。


とはいえワタシはリハ助手の身。そんなオバサンであってもPTはPT。ワタシがとやかく言う立場ではありません。

しかしハゲはほとほと困っていたようです。それはそうでしょう。そのオバサンが何かやらかせば、主任としてのハゲの評価も下がるのですから。


・・・正直、ざまーみろ!! ぐらいに思っていました。まさに神展開です。

ワタシはブーカの上司でした。本当に困り果てました。疲れ果てました。

けれどもそんな思いをしてきたワタシを、ハゲは散々バカにしてきたのです。
笑ってきたのです。

それが今度はハゲ自身が、部下の『変なオバサン』のために思い悩む状況になっているのです。昔のワタシと同じような目に遭っているのです。

これこそまさに因果です。因果応報です。


そのオバサンPTが来てから、どれくらいでしょうか。ハゲがワタシに話しかけてきました。