訪問介護の仕事がないときは、病棟で働くことが決まっていたブーカ。

そのブーカをデイケアで兼務させてもいい。そう思った理由は

ビジンダーさんが辞めたとき、デイの人員が足りなくなるから。

そのための補充。


訪問介護の所長になるワタシが、そこまでデイのことを考える必要なかったんですけどねえ。

エロい・・・いや、偉いですねえ~。

偉人ですよ、まさに。平成の偉人。そして有能な人物ですよ。なにしろその時点では、ワタシは一介の介護福祉士でしかなかったんですよ。

それだけの存在でしかないのに、誰よりも病院全体の姿が見えてるんです。病院全体の絵が描ける男なのです。

ワタシ自身のことですから、ワタシもこれ以上は書きません。でも、もしね。これがワタシじゃない、ワタシ以外の人物であったなら。

ワタシはその人物を、理事長に推薦していたでしょうね。

・・・ところで理事長って、なにする人だっけ?


まーそんな話はいいとして。

このとき、ブーカをデイケアで兼務させようと思ったこと。実はそれにはもうひとつの理由があったのです。

それは・・・病棟スタッフの間でのブーカの評判が芳しくない、ということ。

これは過去記事に記しています。

「〇〇チくん、訪問の所長になるんだよね? じゃあさ、N本さんはいいけど、ブーカは辞めさせたほうがいいよ。

あの子はね・・・バカよ。」

「ブーカさんってさ、訪問の仕事のないときは病棟で働くんだよね? あのさ、〇〇チくんが所長なら、あなたの責任であの子辞めさせてくれないかしら?

あの子はね・・・バカよ。」


わかってマゥ~ス!! チューチュー 

いや、これを病棟助手さんたちから言われた当初は、ワタシも訝し気に思っていましたけれども。この時点ではわかっておりました。

だからです。だからこそブーカに病棟勤務を続けさせること、それは病棟にとって迷惑なことだろうと考えたんです。

そしてブーカ自身にとっても、環境を変えてあげたほうがいいかな? と。

仲のいいN本と一緒にいたほうが、アイツもやりやすいんじゃないかな? そう思ったのです。


・・・もうね。

前記事では自称『人のいいバカ』、この記事冒頭では『平成の偉人』気取りでしたけれども。

どっちも誤りですわ。


神だね。神。


いや、キリストや釈迦と同列とは言いませんよ。

キリストと釈迦がいて、そのちょっと下くらいに『プロレスの神様』カール・ゴッチ先生がいらっしゃるワケじゃないですか。

そのゴッチ先生と・・・肩を並べるくらいの存在かな? このワタシは。

ルー・テーズとか衣笠祥雄さんとか。いうても『鉄人』ですから。所詮は人ですから。ワタシには遥かに及ばないですよ。


さて、そんな神様&訪問介護事業所所長(予定)ことワタシなのですけれども。

だからといって、院長先生の言われる通り

「お前が決めろ。婦長には報告しろ」

というワケにはいかないですよ。

それはそうでしょう? 相手は婦長なんです。デイケア開設の際にいろいろありましたが、それはそれです。ワタシだって自分の立場ぐらい弁えてます。


なので婦長のところには、打診というか相談というか。お願いするような気持ちで行きました。

もちろん断ってもらってもよかったんです。むしろ断ってもらったほうがよかった。

それだったら「婦長に断られた」という大義名分が出来ますから。さすがにN本も、それだったら黙るだろ? そう思いました。


ってゆーか

なんでN本に、そんな気を使わないかんの!?


で、婦長に話してみたところ・・・二つ返事で「いいよ。」とか。

ありゃりゃ~(≡ω≡.)

やっぱりブーカ、嫌われていたんでしょうか? まーアイツが好きなヤツってN本ぐらいのもんでしょが。


それでそのことをN本とM本さんに伝えて、この件は終了!!

とはならないんだな、これが (´;ω;`)


間が悪いというか。そのすぐ後に、ねずみ男事務長は帰ってきやがりました。
そしてデイに寄る前に、婦長からブーカの件を聞かされたみたいです。

怒ってましたね~。

婦長がどういう風に言ったかは知りませんけど。

怒ってましたね~。

すんごい大声で

「ちょっと来なさい!!」

ですって。

・・・なんでこうなるのかね(トホホ)。