当時のワタシはデイケアやリハビリの仕事を兼務していましたし、デイの送迎のときにはねずみ男事務長やS原さんと組むことが多かったのです。

デイケア及び訪問介護のレセプトにも携わっていましたので、他の事務職員とも話をする機会が多々ありました。

そしてデイケアが出来る前。昨年書いた記事にあると思いますが、全部署が仲良しこよしの時代です。

そうでなくても、そのころリハ主任だったE島先生は社交的な人でしたから。

それこそリハビリで飲み会でも開こうものなら「事務の〇〇さんを呼ぼう、看護婦の〇〇さんも呼ぼう」という感じで。もう一大イベントになってしまいます。

ワタシは基本、コミュ障です。人付き合い、苦手というか嫌いです。

しかしそんな環境にいる以上、やはりいろんな方々と関わることになります。もちろんワタシの性格上、表面だけの浅い関係ですが(笑)。


そういう状況にあって・・・更に巡り合わせでしょうか。

ワタシは依願退職させられた職員、もしくは院長先生と上手くいかなくて辞めていった職員たちの、『断末魔の叫び』とでも言いますか。

最後の一句。恨みの言葉を聞いています。

それは直接ワタシが聞き出したものではなく。その職員のお別れ会などで、他の人と話をしているのがたまたま聞こえてきた。そういうのがほとんどです。

当然、院長先生の悪口です。みんなそうでした。

でもワタシ、そういう話を耳にする度に思っていたんです。

「自分が悪いんだろ? 自業自得だろ?」

って。口には出しませんでしたけどね。

この件に関しては、いずれまた書く機会があると思います。とりあえず今回は「依願退職させられた」フリンマンの話、『不倫編』を完結させます。


夕方の男子更衣室。兼喫煙所+休憩所。

ワタシを励ましてくれたフリンマンとws主任。寂しそうな笑顔でした。

そしてワタシは、申し訳ないという気持ち・後悔の念。それとあとは、上手く表現出来ないんですけど。やはり寂しい悲しい・・・

なんか違う。切ない? それもチョッと違うような。

・・・とにかく、よくわからないけれど。そんな感じでした。


タバコを吸い始めたときの気まずさ。もう無くなっていました。

代わりに・・・季節は秋だったか冬だったか。それこそ秋や冬の夕暮れ時のような、物寂しい、しんみりとした雰囲気が部屋の中を漂ってました。

それから数日後。フリンマンはいなくなりました。

そしてしばらく後、ws主任もM病院から去っていきました。



これで『不倫編』終了なのですが。チョッと書かせてください。

ワタシが当時、なぜ後悔の念を抱いていたのか? フリンマンとws主任が辞めることになってしまったから?

・・・もちろんそれも大きな理由です。

しかしそれだけが理由ではない。

そう、前々回かその前ぐらいの記事に書いてるはずです。

その記事に、同じように伏線張ってますよね? 『バタフライエフェクト』。

このとき既に『バタフライエフェクト』、起こっていたのだと。


それが起こることを知っていれば、ワタシは『運命の輪』を回さなかった。あのふたりをくっつける画策などしなかった。

なにより・・・ワタシがそんなことさえしなければ、『バタフライエフェクト』自体が起こらなかった可能性もある。

・・・それはそれで、また別の辛い運命が待ち受けていたのでしょうが。

とにかく、それがワタシを後悔させた理由です。


そしてこの『バタフライエフェクト』の話こそ。

・・・ビジンダーさん、覚えていらっしゃいますでしょうか。昨年の3月です。あなたとメールのやり取りを行った際、ワタシは予告しています。

「書かないほうがいいかもしれない」

そうです。この『バタフライエフェクト』の話こそが、1年以上経過してもまだ書くのを躊躇(ためら)っている『大変な思い編』なのです。

・・・躊躇っているというより、余計な話を書きすぎて間延びしたっていうほうが適当ですけどね。占いの記事とか。

しかし「書かないほうがいいかもしれない」と躊躇(ちゅうちょ)する『大変な思い編』。

実はあなたに1番知ってほしい話でもあります。


そして。

男子更衣室兼・・・もういいや。とにかくそこでフリンマンとws主任、ふたりと過ごした最後のひととき。

そのとき、気付かなかったことがあるんです。

それに気付いていたところで、自分を取り巻く環境に何の変化もありません。

しかし自分の心情。これは確実に違うものになっていたはずです。

ワタシはバカですね。これは確かにフリンマンや、その奥さん(南木さん(仮名))に関係することではあります。だけど違うんです。

何よりワタシにとって重要な案件なのです。

けれどもワタシがそれに気付くのは・・・本当にバカです。それこそ自分がM病院を退職する、それぐらい後になってからのことなのです。

辞める数日前。なんとなくM病院での過去を振り返ってみて、そのときにやっと気付けたのです。

これも伏線張ってますが・・・もう覚えてないですよね。

これが『不倫編』『大変な思い編』の最中(さなか)、秘かに進行していた『おせっかいな復讐代理人』というサイドストーリーです。

『おせっかいな復讐代理人』とは誰なのか? その所業とは? それは当然、『大変な思い編』で明らかになります。


『大変な思い編』は、恐らく『M病院物語』のメインテーマとなるでしょう。

「恐らく~でしょう」と表現しているのは、そのあと本当に恐ろしい『絶望編』が控えているからです。

そして。『大変な思い編』を始める前にビジンダーさん、あなたに聞いてほしい話があります。

・・・ごめんなさい、その話がまた長くなりそうですけど。なるべく手短に終わらせますので。ご了承ください。是非読んでください。