しねしね談

無職のおっさんがなけなしの金を叩いてDVDを借り、夏休みでもないのに感想文を書いてしまいます。ジャンルは主に洋画と海外ドラマ、どちらも古いのが好きです。

2021/09

時間が遡(さかのぼ)ります。

またしても、とある土曜日のお話です。

そのころM病院デイケアは、まだ土曜日の営業を行っていませんでした。

ワタシはリハビリ助手の仕事があるため、その日は病院に来ていました。訪問介護事業所は設立されてなかったころだと思います。

ご存知のとおり、土曜日のリハビリ業務は昼の1時までです。当時のワタシは、その後は必ずデイケア施設に立ち寄り、補足的な業務を行っていました。

主にやっていたことは、一週間分の寿システムの見直しです。他にもやり残したことがあれば、この時間を使って済ませていました。


その日の昼下がり、ワタシはいつもの土曜日と同じくデイケアにいました。そしていつもと同じくパソコンのディスプレイを眺めていました。

そこへ外来の看護婦さんが訪れます。K本さんです。ワタシが就職する前からM病院で働いている職員のひとりです。

彼女はワタシにこのようなことを言います。

「今日がM原さんの勤務最終日。みんなでM原さんに感謝の気持ちを伝えたいが、広い場所がない。ここを使わせてもらってよいだろうか?」

M原さんとは・・・K本さん同様、ワタシやねずみ男事務長が就職する前からM病院に在籍している看護婦さんです。外来主任という立場でした。


長い間、M原さんは病院を仕切っていました。けれども好き放題やって周囲を困らせていたワケではありません。むしろみんなから慕われていました。

いつもは寡黙で気難しそうに見えますが、話せば結構気さくな人で、なによりリーダーとしての資質に富んでいるとでもいいましょうか。

黙っていても人が付いて来るような人です。

そんなM原さんのことを、ねずみ男事務長は苦々しく思っていました。

「なんで一介の看護婦でしかない人間が病院を取り仕切っているんだ!?」

ってワタシに言われましても。

やがてふたりの対立が始まります。その過程で南木さん(仮名)やブタゴリラ婦長もやって来ます。


少し話が反れますが・・・ブタゴリラ婦長、彼女のインパクトは絶大でした。

彼女のことを嫌って数名の看護師が辞めたのも事実です。結果、病棟は夜勤のシフトが組めない状況に陥ります。

そのことが、ブタゴリラ婦長の首を絞めることになります。

いや、「絞められる」という表現が適当でしょうか(笑)。



ねずみ男事務長といえば、地獄行くんといつも一緒にいるイメージが強いかもしれません。

しかし地獄行くんがM病院の一員になる以前、いつも事務長の傍にいて行動を共にしていたのは・・・意外にもワタシだったのです。

けれどもそれは当時の状況が生みだした『成り行き』みたいなものでした。

というのも・・・デイケア二代目看護婦と主任PTだった男ws先生が、同じぐらいの時期に立て続けに退職してしまったのです。

当然、デイの正規のスタッフはワタシだけになってしまいます。

そのときになって初めて病棟が協力してくれるようになったのですが、それでも手伝ってくれるのは午前中だけ。

それで男ws先生が、辞める前に言ってくれてたんです。

「〇〇チさんがトイレにでも行ってる間に利用者が抜け出して、前の道路で事故にでも遭ったらどうするのか?」

・・・ここだけ切り取ると男ws先生、辞める直前までワタシやデイのこと考えてくれてた『いい人』みたいに思われるかもしれませんが。実際、違います。

とにかくそんな経緯を経た結果、ねずみ男事務長がデイケア施設に常駐するようになったのです。


とはいえデイケア利用者の送迎が終わったあとは、使われるのはむしろワタシのほうでした。

退院する病棟患者を家まで送迎したり、転院する患者をその病院まで送ったり。本来、家族がするようなことまで引き受けてましたから。

デイの仕事は夕方5時で終わったのに、病棟患者の送迎させられて。終わったのが夜の9時、なんてこともありました。


それはともかく・・・とにかく、ねずみ男事務長と一緒にいることが多かったワタシですが。向こうも気を許したのか、たまにM原さんのこと話してました。

当然いい話ではありません。

だけどワタシは、地獄行きくんとは違うのです。彼のように、ねずみ男事務長に心酔などしてないのです。

正直、冷ややかな気持ちで聞いていました。内心、「そんなことよりデイのこと考えたら?」と思ってました。

なにしろ心臓の悪いワタシしか正規スタッフがいないのですから。



前置きが長くなりましたが、その後に紆余曲折があり、結局はM原さんが辞めることになったのです。

そのお別れの会にデイケア施設を使わせてくれとのこと。

ワタシに権限などありません。しかしその時点で事務長はもう帰っていたし、院長先生だったら絶対に許してくれていたと思います。

むしろ院長先生がそこにいたら、その会に一緒に参加してくれていたことでしょう。そしてM原さんに、労(ねぎら)いの言葉を掛けていたでしょう。

ワタシが「使っていい」と許可を出しました。

ワタシは自称『院長の隠し子』です。そしてデイケアの創立メンバーなのです。

看護婦さんが次々と辞めていこうと、自身が心臓を病もうと。デイで尽力してきた人間です。

そう、ワタシこそ ミスター・デイ なのです。

ワタシのデイです。いや、ワタシがデイです。

そのワタシがデイケア施設を自由に使ったとしても、それは許されることだと思います。いや、許されなければならない。

そしてワタシは・・・M病院を愛した男です。

そのワタシが功労者であるM原さんを、M病院のいち時代を支えたM原さんを、退職する日に何もなく寂しく帰らせることなど出来なかったのです。

ワタシは間違ってない!!

時計は1時40分をまわっていました。普通なら昼までの勤務の職員は既に帰っている時間です。

デイケアには大勢の職員が集まりました。みんなM原さんに感謝の意を伝えたくて残っていたのです。

M原さんの人望の厚さを物語っています。 つづく

ある夏の日の午後なんですけどね。土曜日の午後。

デイケアのスタッフはまだ仕事してたんですよ。そしたらハゲがね・・・そう、あのハゲが来てね。言ったんですよ。

「今からバーベキューしに行くんだけど一緒にどうですか?」

・・・。


怖いな~怖いな~((( (゚д゚;))))


・・・まだ怖くないか (・ω≦) ゞ テヘペロ


場所は室見川の河川敷。終業後にデイのスタッフで参加する人、車で向かいましたよ。

着いたころには・・・もう夕方近かったかな~。ws主任とかS原さんとか。
ハゲの奥さんも来てたんじゃないかな~? 結構な人数でした。


それからね。準備が始まったんですよ。でもね、一か所に全員集まってじゃなかったんです。

ビジンダーさんとN本は野菜の仕込み。水道のあるところに行きましたね。肉を買いに行った人もいる。バーベキューセット用意してる人もいましたね。

みんな点々バラバラになってしまったんです。


そして準備も終わり、さあ始めるぞってなったとき・・・誰かが気付いたんですね。

「あれ? 人数足りなくねーか??」

確かに。来たときより、なんか人が減ったような気がするんですよ。

で、ひい ふう みい よう・・・

って、数を数えたところで、最初に何人いるか数えてなかったから意味ないんだけどね。

でもやっぱり足りない。ってことでね。みんなで確かめてみたんですよ。そしたら判明したんです。


ws主任とフリンマンのふたりが

忽然と姿を消していたんです!!



怖いな~怖いな~((( (゚д゚;))))



・・・少し創作入ってますけど。稲川淳二口調で読んでもらえてたら幸いです。

ってゆーかこのバーベキューの話、もうちょっと掘り下げて書きたい気持ちはあるんですけどね。また長くなってしまうので端折ることにしました。

いずれ小説化する暁に、補足として書き加えます。



翌週、月曜日です。

最初に送迎に向かう先はT城さん宅です。いつも早く着きすぎるので、家の前に車を止めて数分ほど待つのが日常となっています。

その日は少し長めに待ちました。いつもなら運転手のねずみ男事務長のほうから話掛けてくるのですが、その日は黙っていました。ワタシも黙っていました。


長い沈黙が続きました。


そろそろ呼び鈴を押しに行こうかと車を降りようとしたときです。ねずみ男事務長が重い口を開きました。

「あのふたり・・・途中、いなかったな。」


「・・・そうですね。」

ねずみ男事務長も、バーベキューに参加していました。

「・・・しょうがねーな。」

呆れてる顔ではありません。それ通り越して、もう無表情です。

ワタシだって以前のように「やれやれだぜ」では済まされません。

責任を感じてるのです。なんとか丸く収まってほしい、事態が穏便なかたちで収拾してほしい、そう願っているのです。その矢先なんです。


ってゆーかさ。

なんで我慢出来へんの!?

そんなんバーベキューが終わったあとでさ、普通に別々に帰るふりしてどっかで落ち合えばいいだけの話やん?!

なんで事務長のいるときに、ふたりでいなくなるん?!



以前にも書いた話ですが。フリンマンの前妻:南木さん(仮名)は、ねずみ男事務長が連れて来た看護婦なんです。

病院に改革を齎(もたら)すため、ブタゴリラ婦長より先? にねずみ男事務長が呼び寄せた人です。

当然、事務長とは深い信頼関係がありますし、婦長にとっても頼りになるかわいい愛弟子のような存在だったと思われます。

その関係がフリンマンのせいで壊れてしまいます。

恋仲になったふたりはフリンマンがそのころ住んでいた、病院が寮として借り上げているマンションの一室で同棲を始めます。

元々フリンマンとの交際を快(こころよ)く思っていなかった婦長は苦言を呈します。

「福利厚生施設である寮で同棲などするのはいかがなものか?」

と。当然です。しかし南木さん(仮名)は「個人の自由だ」と突っ撥ねます。

結局その件が原因で、南木さんと婦長は袂を分かつことになってしまいました。事務長とも疎遠になります。

その南木さんが寿退職されてから、1年も経ってないのではないでしょうか?

南木さんはねずみ男事務長に、泣きながら電話を掛けてきたのです。もちろん亭主であるフリンマンの不倫の件で、です。

それからというもの、南木さんは毎日のように電話してくるようになったそうです。泣きながら。事務長も辛かったと思います。


あまり知られてないことですが、ワタシ自身もねずみ男事務長とはいろいろあったのです。多少、快く思ってないとこもありました。

しかしこのときばかりは事務長に同情・・・いや、同情って言葉は変ですよね。

共感・・・とも違いますね。なんといえばいいのか。まー・・・とにかく、気の毒に思えてなりませんでした。



いや、もちろんバーベキューの前にいなくなったからって、おかしなことしていたとは限りませんよ。

何か話でもしてたかもしれないし、なんか別の用があったのかもしれない。

・・・いやいやいや、ホントにホント。本当にそう思ってます。

なぜならワタシは福岡生まれで福岡育ちの、生粋の福岡県民。当然の如く、あの周辺のこともよく知っています。

あの辺りはね・・・ラブホはないんです。

大通りに面して飲食店は軒並み営業しておりますが、ラブホはない。あの辺は基本、通り道なんです。

ならその通り道を車で走らせて今泉方面まで・・・というのも無理。通り道だけに、土曜日の夕方などは交通量が多くて混雑するのです。


だったら野外フェス!? 青カン?!


蚊に刺されるで!!


・・・あとは車の中で、ってことも考えられますが。ワタシあのとき、ひとりでブラブラしてましたよね?

タバコかなんか車の中に忘れて、取りに行ったのかな? 駐車場に戻って、そのときは変化なく来たときと同じ配列で車停めてあったと思うけど・・・


どの車も 揺れてませんでした。


・・・だけどね。状況が状況なんですから。

変なふうに思われること、しないでください。

誤解されるようなこと、しないでください。


そして。このバーベキューの一件が原因で、ワタシまでもが不愉快な思いをしなければならなくなります。それは次回か次々回に。

急がなければなりません。

そう思いながらも今回の記事、何度も何度も書き直しました。


・・・バカみたいですよね。いつまでも過去のことに拘(こだわ)って。読まされるほうは堪ったもんじゃないですよね。

でもワタシには、過去に拘る理由があります。そして書かなければならない理由もあります。

あなたが読みに来ようと来まいと。ワタシは書き続けなければならないのです。

その理由については、いずれお話します。

今後のストーリーの中で明かされていくことなので、詳細はお伝え出来ませんが・・・近いうちにその理由、必ず書かせていただきます。

ただ・・・急がなければなりません。



フリンマンとws主任。ワタシが何をせずとも、ふたりは一緒になっていたかもしれません。

しかし・・・ワタシのせいなのです。ワタシはあの西新での飲み会のこと、ハッキリ覚えています。

フリンマンが狙っていたのはビジンダーさん、あなたでした。それをws主任に方向転換させたのはワタシです(気持ち悪いこと書いてごめんなさい)。

関わってしまっているのです。関与は明白なのです。


フリンマンは正直、自業自得だと思います。彼がそういう男でなかったら、何も起こらなかったのです。自業自得どころか諸悪の根源です。

しかしws主任は違います。

何度も申し上げるとおり、ワタシはws主任に対して特別な感情など抱いていません。けれども・・・親切にしてくれた人です。

叙々苑でテグタンをご馳走してくれた人なのです。

叙々苑でテグタンですよ!! コースに入ってない料理、別注文ですよ!!

ワタシはおそらく今後の人生・・・叙々苑に行けることもなければ、テグタンを食べることもないでしょう。焼肉キングの食べ放題ランチで精一杯です。


思い返せば・・・叙々苑や伊勢海老だけではありません。イタリア料理、しゃぶしゃぶ、巨大エビフライ・・・。

餃子の食べ放題、じゃないお店で食べ放題なんてこともありました。

『餃子は飲み物』なんてよく言われますが、ワタシにとって餃子は『空気』みたいなものです。あのとき一体いくらかかったのでしょうか?

全てws主任の奢りです。


そんな人なんです、ws主任は。まさに聖母マリアのようなお方です。


あの、また気持ち悪い話をしますが・・・小学生あるあるなんですけど、生徒が間違って先生のことを「お母さん」って呼んでしまうこと、ありますよね?

ワタシも1度、ws主任を お母さん と呼んでしまったことあります。
(/ω\)ハズカシーィ

激怒されましたよ。

「私はアンタの母親ぐらいの年齢じゃない!!」

って。


まーそれはいいとして。

ws主任は優しい人です。慈愛に満ちた女性です。

そのws主任を巻き込んでしまったのです。ワタシが余計なことさえしなければ、こんなことにはならなかったのです。

確かに、フリンマンをあなたから遠ざけようと暗躍していたときは「どーでもいい誰でもいいws主任でもいい」という心境でした。

しかしこの時点では・・・ws主任に申し訳ないことをした、という気持ちに変わっていました。

もちろんワタシ自身は、あなたとデイケアを守った気取りになってますから。
後悔はしていません。

ただこれ以上、ことが大きくなってほしくない、と。

事態が沈静化する方向に向かってほしい、穏便なかたちで収拾してもらいたい。そういう気持ちでいっぱいでした。


そして・・・夏がやってきます。

西新での飲み会の数日後だったでしょうか。

朝、なんでか知らんけどワタシは男子更衣室兼喫煙所のイスに座っていました。ws主任もいます。他にも数名いました。

誰も話などしていません。仕事前のひととき、マッタリ過ごしていました。


そこにS原さんがやって来ます。

「この前の飲み会のときの写真、出来ましたよ。」

と言うと、彼は1枚の写真をws主任に見せました。

それは・・・二次会カラオケ店での、フリンマンがws主任にキスしようとしてるところの写真でした。


バカなんですかね? あの人(=^▽^=)


ws主任は、すぐさまS原さんからその写真を取り上げました。そして怒りながらどこかへ行ってしまいました。

ワタシから言わせてもらえれば「やれやれだぜ」です。そして、ホッとした感情もありました。

これが・・・ws主任の立場が、ビジンダーさんじゃなくてよかったって。



ワタシの誤算は・・・フリンマンとws主任の不倫関係が、その後も延々と続いたことです。誤算というより、そもそも考えもしなかったことですが。

ふたりの交際は、あからさまでした。

院長先生の耳に入るころには、もうほとんどの職員が知っていたのでは?

もちろんワタシは、そのことには一切触れませんでした。敢えて『意識して』
ws主任とは普通に接するようにしていたのです。


フリンマンの奥さんは連日連夜、ねずみ男事務長に電話してきてたらしいです。離婚の話とか慰謝料の話とか。弁護士の紹介まで頼まれたそうです。

・・・そんな話を朝の送迎の際、毎日のように聞かされるのだから。こっちも堪ったもんじゃありません。

確かに情報収集はワタシの趣味みたいなもんでしたが・・・本当に

「やれやれだぜ」 でした。


そんな折、またしても飲み会が行われます。今度は院長先生の誕生日を祝う飲み会って・・・なんだそれ??

幹事役はフリンマンとws主任。なんとこのふたり、不倫の件で処分されるのを避けるため、院長先生のご機嫌をとるために飲み会を開いたのです。


はぁーーー ε=ε=('A`|||)

「やれやれだぜ」


意外と情けないヤツだったんですね、フリンマン。だってそうでしょう? もうここまできたら腹括(くく)るしかないでしょう!? 男やろうが!! (゚皿゚メ)

ちなみにワタシは、その理由を知らずに参加しました。ねずみ男事務長をはじめブタゴリラ婦長、そしてほとんどの病棟看護婦は参加していませんでした。


その翌日のことです。

ワタシはねずみ男から「昨日の飲み会には行ったのか?」と尋ねられました。

・・・こっちはなんも知らんワケですから。当然「はぁ。行きましたけど?」と普通に答えますよね? そしたらねずみ男事務長、


「そんな飲み会、行くなよ!!」


凄い剣幕で。いや、なんでワタシが怒鳴られなアカンねん?って。

あとで理由を知って。・・・まー、ねずみ男事務長の怒る気持ちもわかりますけど。それでもやっぱり

「やれやれだぜ」 ですわ。


結局その飲み会のせいで、ふたりは余計まわりから白い目で見られるようになったというか。

院長先生にしても、そんなことで処分を軽くするワケはありません。


ワタシみたいなのが、新規開設された訪問介護事業所の所長に大抜擢されたとき

「〇〇チくんって、もしかしたら院長先生の隠し子じゃないか?」

という噂をワタシ自身が面白半分で流したことがありましたが、実際は違います(当たり前か!!)。

院長先生は大学時代から副院長と交際をはじめ、そして結婚して現在に至るのです。一途で実直で真面目な人物なんです。

その一途実直真面目さは・・・おそらくワタシ以上でしょう。不倫など許すワケがございません。

とにかく、なんらかの処分が下されるのは明白でした。自業自得です。人の道に外れたことをしたんです。何もないほうがおかしいのです。

・・・そう思っていました。


しかしある日。ふと、ある思いが頭をよぎったんです。

「これってもしかして・・・ワタシのせい??」


元々はワタシが仕向けたことなんです。それがある意味、順調に進行していって・・・結果、このような事態に陥(おちい)っているのです。

全ての元凶はフリンマンです。そこだけは譲りたくないです。彼に同情の余地などありません。

だけどそんな気持ちも、ねずみ男事務長から処分の件の話を聞かされると・・・正直、揺らぎます。

そもそもワタシ自身は、フリンマンからなんの危害も受けてないのです。


そして・・・ws主任です。ねずみ男事務長からは不倫裁判の話も聞かされていました。慰謝料は100万円ほど払わされたんですかね。

ws主任はワタシに親切にしてくれた人です。


・・・長くなりましたね。続きは次回に。

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