しねしね談

無職のおっさんがなけなしの金を叩いてDVDを借り、夏休みでもないのに感想文を書いてしまいます。ジャンルは主に洋画と海外ドラマ、どちらも古いのが好きです。

2023/03

嫌な話ですけど、単刀直入に言います。

・・・といっても、もう既に過去記事に書いてますが。

あなた方デイケアのスタッフ、あまりよく思われていませんでした。

あなた方、です。デイケアという部署がどうこう、というワケではないです。

理不尽に思われるかもしれません。しかしビジンダーさん、あなたもそういう空気、なんとなく感じていたのではないでしょうか?


ws主任から「リハビリに行くのはやめなさい」と忠告を受けたとき。

それが院長先生から呼び出される前だったのか、後だったのか。

正直、覚えていません。

しかしデイケア運営に関して、ハゲからいろいろトンチンカンな指摘を受けたこと。それは確実に院長先生の話、以前でした。

そして・・・それだけではなかったです。でもそれは不確実な情報なので、割愛します。


とにかく、そういうこともあり。だからこそワタシはデイケアを守ろうと。

院長先生からの「リハビリに行くな」という指示に対しても・・・

ワタシのやり方次第では、更にデイケアの印象が悪くなるかもしれない。それは避けなければならない。

慎重に対処し、穏便に済ませなければならない。そう思ったのです。


・・・まだ意味わからないかもしれません。いいです。わからなくても話、進めていきます。


院長先生の話のあと。すぐにはそのこと、あなたには話しませんでした。

あなたからどういう言葉が返ってくるか。ワタシには容易に想像出来たのです。

この院長先生の話の件。リハビリと訪問介護・・・いえ、訪問介護というよりワタシ個人の問題です。

それを真っ先にあなたに話して、それであなたの指示なり要望に従ったら。

それこそワタシもですが・・・あなたも、そしてデイケアも。

とりあえずリハビリからは、よくは思われないはずです。

なのでワタシは、ws主任に相談することにしたのです。

リハビリに気を使うつもりはありません。

しかしワタシがM病院で最初に就いた職。リハビリ助手なのです。

リハビリに関わっているという点では、マッサージのメクラさんの次に古い人間となります。

そしてそれはデイケアにも言えることです。なんせ創立メンバーなのですから。

つまりワタシは、他のリハビリ・デイケアスタッフたちよりも長くM病院を見てきたことになります。


それだけではありません。

朝送迎の際、運転手であるS原さんやねずみ男事務長とは、よく話をしました。

その会話の中で、リハやデイ以外の部署のことを聞かされることも多かったのです。なので多少はヨソの部署の状況、知ってました。

更に言わせてもらえば・・・ビジンダーさんも、ご存知ですよね。

ワタシは院長先生の、パソコンの中まで見ることが出来たのです。


『M病院の現場のこと、1番わかっているのは自分』

・・・そのころのワタシには、そんな自負がありました。

単なる自惚れであり、ただの勘違い野郎です。しかし当時は真剣でした。

だからこそ、院長先生のお話というか指示

「もうリハビリには行くな」

このことについては、慎重に対処しなければならない。そう考えました。


・・・実はこのあと、ず~~~っと過去の話を書いてしまったのですが、長くなり過ぎたので全部削除しました。

端折ります。


とにかくビジンダーさん、あなたが『M病院』に就職してくる前。

デイケアと・・・他部署といっていいでしょう。とあるひとつの他部署との間で、ちょっとしたことがあったんです。

それはそのときの状況もあって、やむを得ないということもありましたし。その後のことも、仕方がなかったと言えばそれで通るかもしれません。

しかし・・・あのとき、自分がもうちょっと上手くやれていたら。

例え結果が一緒だったにしても、お互い後味の悪い思いをしなくて済んだかもしれない。

そんな自責の念が自分にはあったのです。


なので今回は同じ轍は踏まない、と。

上手く立ち回れば、事を穏便に済ませられる。病院全体を把握している自分にはそれが出来る。

そしてそれが

デイケアのためになる

そう思ったのです。


「えっ!?」

と思われたかもしれません。

「院長先生が行くなと言ったのはリハビリ。なのになんでデイケアの話になるの??」

そう疑問に感じるのが普通ですよね。

もちろんこれには理由がるのですが、ちょっと言いにくい話なので・・・次回にまわします。

今以ってわからないことと、あとになってわかったことがある。

ワタシは過去記事にそう記しています。


いまだにわからないこと。

「デイケアに行くのはやめなさい」

というws主任の言葉。その意図するもの。


そのときはわからなかった。しかし、あとになってわかったこと。

「リハビリには行くな」

院長先生は、なぜワタシにそんなことを仰ったのか?

なぜリハビリなのか?

一体、誰に対して怒っているのか?

その疑問に関する答え


・・・ビジンダーさん、あなたはもうわかっていると思います。

ws主任とフリンマンの関係。院長先生がそれを知ったのが、ちょうどこのころなのです。


とはいえこの見解、あくまでワタシの推測でしかありません。

院長先生はws主任に対して腹を立てた。なのでワタシに、リハビリでの兼務をやめさせようとした。

確かにこの発想、理屈では通るかもしれない。しかし週1でしかリハビリで兼務していないワタシを、わざわざ呼び出してまで。

普通そこまでやるだろうか? 

そう疑問に思われても仕方ないです。

勘違いではないか? 自分が院長先生から注意されたこと、あのふたりのせいにしたいだけではないか? 

ビジンダーさん、あなたがそう思ったとしても無理はありません。

しかしワタシの見解・・・それなりの根拠があります。


フリンマンとws主任の件。

院長先生に情報をリークしたのは、おそらくねずみ男事務長、もしくはブタゴリラ婦長でしょう。

もし婦長だったとしても、院長先生はねずみ男事務長に話を聴くはずです。


これも過去記事に書いたことですが、ねずみ男事務長は当時、朝送迎のときによく南木さん(仮名)の話をしていました。

南木さん(仮名)というのは、そのころのフリンマンの奥さんです。

南木さんは、ねずみ男事務長だったかブタゴリラ婦長だったか。

とにかくふたりのうち、どちらかが連れて来た看護婦で。元は3人とも同じ職場だったと聞いてます。


南木さんは結婚前、フリンマンと交際している時点で婦長とは仲違いしたようですが。

その件にもフリンマンは関わっているし、その上で南木さんを裏切ったフリンマン、そしてその不倫相手のws主任。

ねずみ男事務長が怒るのも当然です。

まるで自分のことのように・・・いや、自分の娘のことのように、と言ったほうが適当でしょうか。

「毎日、泣きながら電話してくるんだよ。」

悔しそうな顔してワタシに話してました。


しかし残念ながら。

フリンマンとws主任、あのふたりがくっつくよう仕向けたのは・・・

このワタシなのです。

それにws主任には、叙々苑で焼肉ご馳走になったり。本当によくしてもらってました。

なので・・・ねずみ男事務長の話に同調出来ませんでした。それどころか、ws主任を庇うようなことを言ってしまったような気もします。

いや実際、そのあたりのことはよく覚えてはいません。ただその話をしているとき、ねずみ男事務長からも

「キミはまだリハビリに行ってるんだろう? 行くなよ、あんなとこ!!」

と、半ば怒鳴り気味に言われた記憶はあります。


そういうことがあったのなら、なぜ院長先生の話のときに気付かなかったのか? 

そう思われるかもしれません。


・・・気付かなかったんでしょうね。


ワタシには「訪問介護の運営が上手くいってない」という負い目がありましたから。そっちのほうを軸に考えてしまった、とでも言いますか。

「兼務などやめて、訪問介護の仕事に取り組め。」

院長先生はきっとそういうお気持ちなのだろう。院長先生のお言葉、そう解釈しようとしていました。

しかしデイケアのことでは特に言及されることもなく、それでワケがわからなくなったとでもいいますか。

とにかく院長先生の話とあのふたりの件、全く別問題という意識しかなかったのです。


というより

「なぜ院長先生がそういう話をされたのか?」

そのこと自体に当時の自分、あまり関心がなかったような気もします。

それよりも、これからどうするか。ワタシが重要視したのは、むしろそっちのほうでした。

「いいか。もう2度と行くなよ

・・・リハビリには。」


「・・・はい~?」

いや、「はい~?」ですよ。本当に「はい~?」って聞き返しました。

だってそうでしょう?


言わずもがな、ですが。

そのころのワタシは訪問介護関係の仕事がないとき、月曜から金曜まで5日間ほぼフルタイム、デイケアで兼務をしておりました。

・・・兼務というより、そっちが本職みたいな感じでしたが。立場上、兼務となります。

それに対してリハビリは週1度。土曜日の午前中のみ、時間にして僅か4時間です。たった4時間しか、そこで働いてないのです。

兼務が訪問介護の業務に影響を与えているというのであれば、どちらがその比率が高いかは明白です。


それなのにデイケアではなく「リハビリに行くな」とは。

正直、自分の耳を疑いました。なので院長先生に聞き返したんです。

「あの~・・・リハビリ・・・ですか?」

「そうだ。リハビリだ。」

・・・やっぱり間違えではないらしい。でも、そしたらデイケアは?? って。そう考えるのが普通です。


もちろんそれをお伺いして、それで「デイケアもダメだ」と言われたら。

自分はデイケアにも行けなくなります。

なのでここは、デイケアのことは黙っておくのが最善手なのですが。なんかもう、話の流れというか・・・

結局、院長先生にお伺いを立ててしまいました。

「あの・・・では、デイケアには・・・。」


「知らんっ!!」


・・・いや、「知らん」って(笑)。

でも本当に。まさに吐き捨てるように、そう言われてしまいました。


だったらこの件、訪問介護には関係ないということになります。しかしそれでは何故、院長先生はこうも怒っているのでしょうか?

・・・皆目見当もつかなかったんです、この時点では。


「いいか。もうリハビリに行くんじゃないぞ。わかったな?」

「・・・はぁ。」

それで院長先生の話は終わりです。

結局ワケがわからないままですが。自分としてはもう、それで事が済めば・・・それでいいかなって。

とにかくどうでもいいから、なるべく早くこの場を切り上げたい。そんな心持ちでした。


「わかったなら、もう行きなさい。」

と促され、やっと解放されることと相成りました。

ワタシは「失礼します」の、最後の「す」が言い終わる前に。

「失礼しま」で立ち上がって、さっさと院長先生に背を向けました。

そのときです。外来の看護婦さんが、ワタシと院長先生の話が終わるのを待っていたかのように・・・

というか、待ってたんです。その看護婦さんも。外来の患者さんも。

そのことを告げるために、ワタシと入れ替わるようなカタチで第三診察室に入って来たのです。

看護婦さん、少し急かすような口調でこう言いました。

「先生、患者さん待ってるんですけど・・・。」





「やかましいーッ!!」


ビクーっ!! ですよ、コッチももう!! 背中越しに、予期してないところに、いきなり大声ですもん!!

それで自分も逃げるようにして、その場を後にしたんですけど。その後すぐに、その看護婦さんも第三診察室から出て来て。

泣いてました。オバサンの看護婦なのに。ワンワン泣いてました。

そしてそれを、同じ外来看護婦のK本さんが慰めに来て。なんかもう・・・大変なことになってます。


・・・これってワタシのせい??

いや、『??』ではなく。実際このとき、そう思いました。

ワタシが院長先生を怒らせて。それで不機嫌になった院長先生が、八つ当たり的に看護婦さんを怒鳴って。

自分だけではなく、誰が見てもそういう構図です。

なので当然、その看護婦さんに対して「申し訳ない」という気持ちありました。しかしだからといって、ここで自分が謝るのも変な話です。

どうしようもないし、なんかもう後ろめたいやら気まずいやら。本当に、そこに居辛い雰囲気で。

すぐにその場を離れました。


・・・でも違ったんです。

このとき院長先生が怒っていた相手。ワタシではなかったのです。

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