「院長先生に見つかったからって、バレたからって・・・ビビッてんじゃねーぞゴラァァァッ!!」

あなた、そう思われてるかもしれない。

そう思われてないかもしれませんが、そう思われてるかもしれない。

もしそう思われているのであれば・・・今から話す「ワタシ側の事情」に、耳を傾けてほしいのです。


まず・・・「それ何回も聞いた」と、ご指摘受けそうですが。

訪問介護事業所の開設、その時点で。

つまり早い段階で、ワタシは院長先生から

「もう兼務はするな。リハビリにもデイケアにも行くな。」

と。そのように仰せつけられていたのです。

なのにワタシは従うことなく。両方の兼務、続けておりました。


そしてワタシの本職、訪問介護なのですが。

こちらのほう、あなたもご存じでしょうけど。あまり芳しくなく。

利用者数、なかなか伸びませんでした。


・・・伸びないのなら伸ばせよ、と。

入院患者に営業でもかけて、利用者数増やせよ。

そう思われるかもしれませんが・・・なにしろ訪問介護を必要としている患者がいないワケですから。

もしいたとしても、その患者はその旨、病棟の看護師かケアマネのほうに伝えるでしょうし。

どのみちワタシの出る幕ではなかったのです。


いや、それでもやればよかったじゃん。増やす努力はするべきじゃん。

そう思われるかもしれません、しれませんが・・・

開設当初はやってました!! だけど利用者、ひとりも増えませんでした!!


しかしそんな、いわゆる開店休業のような状況でも。

ワタシには訪問介護事業所の責任者として、やるべき仕事があったのです。

それは『業務マニュアル』作り。

仕事の段取りとか。訪問先で、何か事故があったときの対処の仕方とか。

あと衛生管理マニュアル、その他にもいろいろと・・・。

そういうのを作れ、と。院長先生から命じられていたのです。


だけどコレ、自分にとっては難題で。

実際、そういう仕事関係のマニュアルとか・・・見たことあります?

ワタシは見たことがありません。見たこともないものを作れと言われましても、それは流石に厳しいものがあります。

今だったらそういうの、チャッピー使えば簡単に出来るんでしょうけど。

当時の自分には如何ともしがたく。

それでも一応、取り掛かってはみたものの・・・やはり難儀で。


ネットで検索して、あったらコピペしようとも考えたのですが。

ワタシのやり様が悪かったのか・・・そういう類いのもの、見つけられず。

結局のところ、各種のマニュアル。ひとつも完成させること出来ませんでした。


いや、出来ませんでしたって・・・それで済むんか?? って話なんですが。

済みました。滞りなく済みました。

ってゆーか、この書類関係というか事務的業務に関しては、また違う側面もありまして。

仕事を進めていくうえで、いろいろ難しい部分もあったんです。

けれどもこれは、あなたに伝えたい「ワタシ側の事情」ではない、というか。

それとは関係ないことなので、ここで詳細は話しません。


では今日のこの話で、ワタシはあなたに何を伝えたかったのか?

それザックリまとめますと

訪問介護事業所の所長となって以降、ワタシはずっと、院長先生の指示に反してきた。意に背き続けていた。

これです。

院長先生に逆らう気など、毛頭なかったのですが・・・結果的には、そうなっていた。

このことをあなたに、認知してもらいたかったのです。


しかし。あなたに伝えたい「ワタシ側の事情」の話。

これで終わりではありません。まだ続きがあります。


この状況下において。

このあと、思いも寄らぬ『厄介ごと』が起きてしまいます。