見た目ヤクザさんは、見た目がヤクザで寡黙な人です。


だからよけい怖いんですけど。


でも女性職員たちからは人気がありました。


とある日のこと。なぜかリハ助手2人で、例の男子更衣室でタバコを吸ってました。するとそこにひとりの看護婦さんが入ってきました。

「あ、いた~~~

みたいな感じ。手にはプラスチックの容器を持ってました。中身はカレーのようです。

「昨日カレー作ったんだけど、作り過ぎちゃって。見た目ヤクザくん、もらってくれない?」

「あ、あぁ・・・。」

「電子レンジで温めてね

「あぁ・・・。」

「・・・

「ん?」

「うふっ 今日はカレーだね!!




このふたり付き合ってないのよ!!


付き合ってもいない女性の作ったカレー食べる機会とかあります!?

ってゆーか自分そもそも 付き合ったことないから。

母親が作ったカレーしか
食ったことないわ!(バーモンド甘口)



爽やかイケ面:T田さんの場合。

「〇〇ちゃん、今週の土曜スノボ行かん?」

「え~、2人で~?」

「うん。・・・いや別に他の人連れてきてもいいけど。」

「う~ん・・・


イクっ!!




このふたり付き合ってないのよ!!


お互い別に彼氏彼女いるのよ!! それでイクっ!! って。イクのかホントに。


・・・ワタシも女の子とスノボ行きたいよ。


自分がスノボでいいから。


ワタシがうつ伏せになって、女の子がピンヒールでその上に立って。ギリギリ踏み付けながらドーゾお滑りください。それがワタシにとって最高のご褒美です!! ← なに言ってるんだろコノ人


まー人のモテエピソードや、他に仲良しエピソードはまだ沢山あるんですがその辺にして。

この病院の現状を、冷めた目で見ていた男がいました。ねずみ男事務長です。

「グッチくん、オレと一緒の日に入ったんだよね?」

「そう・・・ですね。」

「なんか締まりがないと思わない?」

「え? ワタシのお腹ですか?」

「違うよ。この病院だよ、病院!!」

彼は当時の病院の雰囲気を、ユルくてだらしがないものと捉えていたようです。そして・・・外来主任のマリア・テレジアさんが院内を仕切っていたのも我慢ならなかったようでした。

事務長はすぐに行動を起こします。まず手始めに豚ゴリラ婦長と、後にフリンマンの妻となる看護婦の南木さん(仮名)を病院に引き入れました。

そして自らの功績も上げようとします。

そのころのM病院は、ただの外科ではなく救急外来もやっていました。空きベッドを埋める貴重な収入源です。

彼はなるべく多くの救急患者を連れてきてもらおうと、みんなの憩いの場である1階男子更衣室を救急車の運転手や救命士たちの休憩所に変えてしまいました。

みんなが使っていた冷蔵庫には、病院のお金で買ったコーヒーやお茶がビッシリ詰められ、冷蔵庫の扉には『救急車の方々、ご自由に飲んでください』と貼り紙がしてありました。

といっても男子更衣室。当然、男子職員は出入りします。

ある日、なんかの用事で部屋に入ると・・・フリンマンがソファーに座ってタバコを吸いながら、あきらかに冷蔵庫の中から出したコーヒーを飲んでました。

「・・・いいんですか?」

「いいよいいよ。〇〇〇くんも1本どう?」

フリンマンは冷蔵庫を開けると、なんの躊躇いもなくコーヒーを取り出しました。

「はい、これ。俺のおごり。」

「いやでも、それは・・・。」

「あ、開けちゃった。飲まないといけないよコレは。」

「はぁ・・・。」


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フリンマンさん、あのときのコーヒー美味しゅうございました。

ごちそう様でした。

それなのに・・・ごめんなさい。

あなたが依願退職に追い込まれる、その遠因を作ってしまって。

ワタシの勝手な思い込み、いや思い上がりかもしれません。

ワタシが何をしなくても2人は一緒になっていたでしょうね。

でもそんなことはどうでもいい。あのときワタシは、ああするしかなかった。

そして。

あなたの辞める数日前に・・・もうあのころとは違う、変わり果てた男子更衣室で。

ワタシとあなたと。ws主任と。3人になりましたね。


・・・そんなことはどーでもいいか。


でも。謝る気はあっても、後悔はしていません。

ワタシはバカでした。随分あとになってこのことに気付くとは。

でもあなたはそのことに一生気付くことはないのです。

ワタシは『おせっかいな復讐代理人』だったんですね。

運命の神のイタズラに苦笑いしかありません。

いや『復讐スルハ我ニアリ』の言葉からすると

ワタシが神なのかも。

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結局そんなことで入院患者が増えるワケもなく、みんなの憩いの場を潰してしまって顰蹙を買っただけでした。

すると今度は比較的近くにある『H病院』に提携話を持ち込みます。見事に断られました。

そして。行き詰った事務長の次の一手が『デイケアの新設』でした。これには院長も興味を示しました。



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薔薇を植えようと思います。