今回ワタシが行った、というより偶然来てしまった占いのお店は、いわゆる『占いの館』形式でやってるところです。
ビルのワンフロアをいくつものブースで仕切り、各ブースにひとり占い師が滞在しているというもの。
デイケアのパソコンがあった小部屋? がいっぱいある感じといえば、わかっていただけると思います。
入口にはタッチパネルのようなものが置いてありました。それで占い師を選択・指名するみたいです。
見たところ10人ほどの占い師がいるよう。しかしまだ開店して間もないはずなのに、そのほとんどが『占い中』。すぐにはみてもらえません。
ひとりだけ空いてる占い師がいました。しかしその人の占術はスピリチュアル・霊視・タロット。ワタシが最も信用してない占いです。
けれどもその占い師さんを指名することにしました。元はといえば蕎麦屋が開くまでの時間潰しです。そんなにこだわる必要もありません。
それにスピリチュアル・霊視というものを1度体験してみたいとも思ったのです。好奇心による冷やかし感覚というワケでもないのですが、よく言えば後学のためです。
早速その占い師さんのブースに通されました。少し小太りのオバサンで、いかにもスピリチュアルといったニコニコした表情をしています。
「私はオーラが見えます。守護霊が見えます。そして・・・貴方も見えます。」
そりゃ目の前にいるんだから見えるでしょうよ。
「今から貴方を見ていきますね。う~ん、う~ん・・・。」
手をかざし、ワタシの後ろのほうを見ています。正直、なんかインチキ臭そう。でもブログのネタとしてはそっちのほうが面白そうです。
・・・やっぱスピリチュアルだったら最後にハーブ茶でもご馳走してくれるのかな? 何茶かな? なんて考えるくらい、結構長い時間見てました。
そして。
「う~~ん、う~~~ん・・・ げっ!? 」
げっ!? って。 げっ!? ってなんですか?!
・・・ワタシの闇の部分が見えたのでしょうか? だったら げっ!? も頷けますが。
「あなたのこと、見ました。」
さっきまでのニコニコはどこへやら。怖い目でワタシを見ています。
「あ、あ、貴方には言いたいことが山ほどある。それで? 今日は何を聞きたいんですか?」
なんかキレ気味。ってゆーかその『山ほどある言いたいこと』を包み隠さず全部話してほしいんですけど。
ワタシは現状、そして今までのことを簡単に話しました。まー不幸話みたいなものです。
占い師さんは相変わらず怖い目つきでワタシのことを見ています。というより、もう睨みつけてます。
「貴方は自分が不幸のようにおっしゃるけれども。理由はともあれ仕事しないでも食べることが出来るのですよ。衣食住足りてるのですよ。それは幸せなことです。」
いや蕎麦屋が開いてなくて食べられないからココに来たんですけどね、なんて冗談言える状況でも関係性でもありません。
ワタシは例のことを尋ねました。『母にしてもらいたいこと』です。
「それはカルマ(業)とか因縁とか。いろんなことが考えられますが・・・。」
前の占い師さんと同じようなことを言われています。
「ちょっと後ろの人たちに聞いてみますね。う~ん、う~ん・・・。」
いや人じゃないでしょ、もうそれ!! ってゆーか『振り向けばヤツがいる』んでしょうか? いきなりパッて振り返ったらワタシにも見えませんかね?
「・・・貴方のご先祖たちは、『許す』と言っておられます。」
え~、許してくれるの?? じゃーワタシは晴れて
『誰もが振り向く女(゚д゚;)≡゚д゚)』
になれるの~!?
「それをしたところで・・・貴方の運命は変わりません。よくも悪くもなりません。ただ、貴方の気持ちが変わる。心をリセットして、新たな気持ちで再出発できる。」
そうそう、それそれ。そういうこと言ってもらいたかったの。まさに絵に描いたような答え。
そこで帰ってもいいくらいに満足しました。と同時に思いました。
これがスピリチュアルか!!
占いに来る客の中には、迷っているように振る舞いながら、実はもう自分の中で答えを出している人もいる。そういう話を聞いたことがあります。
そんなお客の心を読み取り、そのお客の『自分の中にある答え』を言い当て、「それは正しいよ」と、さも霊からのメッセージかのように助言して最初の1歩を踏み出させる。背中を押してあげる。
・・・それがスピリチュアルなんだろうな。そう思いました。その時点では。その時点では、ですよ。
今回の記事、状況説明が多くてあまり面白くなかったかもしれません。そして1回で終わらせるつもりだった話が、次回で終わるかどうかもわかりません。
次回は占い師さん、ついにタロットカードを出してきます。ワタシが最も信用しない占術です。
果たして彼女はワタシを納得させることが出来るのか? 出るのは太陽のカードか悪魔か死神か? 中途半端に吊るされた男か?
そして・・・
ハーブ茶は飲めるのか!?
自分で買って飲めばいいだけの話なんですけどね。
ビルのワンフロアをいくつものブースで仕切り、各ブースにひとり占い師が滞在しているというもの。
デイケアのパソコンがあった小部屋? がいっぱいある感じといえば、わかっていただけると思います。
入口にはタッチパネルのようなものが置いてありました。それで占い師を選択・指名するみたいです。
見たところ10人ほどの占い師がいるよう。しかしまだ開店して間もないはずなのに、そのほとんどが『占い中』。すぐにはみてもらえません。
ひとりだけ空いてる占い師がいました。しかしその人の占術はスピリチュアル・霊視・タロット。ワタシが最も信用してない占いです。
けれどもその占い師さんを指名することにしました。元はといえば蕎麦屋が開くまでの時間潰しです。そんなにこだわる必要もありません。
それにスピリチュアル・霊視というものを1度体験してみたいとも思ったのです。好奇心による冷やかし感覚というワケでもないのですが、よく言えば後学のためです。
早速その占い師さんのブースに通されました。少し小太りのオバサンで、いかにもスピリチュアルといったニコニコした表情をしています。
「私はオーラが見えます。守護霊が見えます。そして・・・貴方も見えます。」
そりゃ目の前にいるんだから見えるでしょうよ。
「今から貴方を見ていきますね。う~ん、う~ん・・・。」
手をかざし、ワタシの後ろのほうを見ています。正直、なんかインチキ臭そう。でもブログのネタとしてはそっちのほうが面白そうです。
・・・やっぱスピリチュアルだったら最後にハーブ茶でもご馳走してくれるのかな? 何茶かな? なんて考えるくらい、結構長い時間見てました。
そして。
「う~~ん、う~~~ん・・・ げっ!? 」
げっ!? って。 げっ!? ってなんですか?!
・・・ワタシの闇の部分が見えたのでしょうか? だったら げっ!? も頷けますが。
「あなたのこと、見ました。」
さっきまでのニコニコはどこへやら。怖い目でワタシを見ています。
「あ、あ、貴方には言いたいことが山ほどある。それで? 今日は何を聞きたいんですか?」
なんかキレ気味。ってゆーかその『山ほどある言いたいこと』を包み隠さず全部話してほしいんですけど。
ワタシは現状、そして今までのことを簡単に話しました。まー不幸話みたいなものです。
占い師さんは相変わらず怖い目つきでワタシのことを見ています。というより、もう睨みつけてます。
「貴方は自分が不幸のようにおっしゃるけれども。理由はともあれ仕事しないでも食べることが出来るのですよ。衣食住足りてるのですよ。それは幸せなことです。」
いや蕎麦屋が開いてなくて食べられないからココに来たんですけどね、なんて冗談言える状況でも関係性でもありません。
ワタシは例のことを尋ねました。『母にしてもらいたいこと』です。
「それはカルマ(業)とか因縁とか。いろんなことが考えられますが・・・。」
前の占い師さんと同じようなことを言われています。
「ちょっと後ろの人たちに聞いてみますね。う~ん、う~ん・・・。」
いや人じゃないでしょ、もうそれ!! ってゆーか『振り向けばヤツがいる』んでしょうか? いきなりパッて振り返ったらワタシにも見えませんかね?
「・・・貴方のご先祖たちは、『許す』と言っておられます。」
え~、許してくれるの?? じゃーワタシは晴れて
『誰もが振り向く女(゚д゚;)≡゚д゚)』
になれるの~!?
「それをしたところで・・・貴方の運命は変わりません。よくも悪くもなりません。ただ、貴方の気持ちが変わる。心をリセットして、新たな気持ちで再出発できる。」
そうそう、それそれ。そういうこと言ってもらいたかったの。まさに絵に描いたような答え。
そこで帰ってもいいくらいに満足しました。と同時に思いました。
これがスピリチュアルか!!
占いに来る客の中には、迷っているように振る舞いながら、実はもう自分の中で答えを出している人もいる。そういう話を聞いたことがあります。
そんなお客の心を読み取り、そのお客の『自分の中にある答え』を言い当て、「それは正しいよ」と、さも霊からのメッセージかのように助言して最初の1歩を踏み出させる。背中を押してあげる。
・・・それがスピリチュアルなんだろうな。そう思いました。その時点では。その時点では、ですよ。
今回の記事、状況説明が多くてあまり面白くなかったかもしれません。そして1回で終わらせるつもりだった話が、次回で終わるかどうかもわかりません。
次回は占い師さん、ついにタロットカードを出してきます。ワタシが最も信用しない占術です。
果たして彼女はワタシを納得させることが出来るのか? 出るのは太陽のカードか悪魔か死神か? 中途半端に吊るされた男か?
そして・・・
ハーブ茶は飲めるのか!?
自分で買って飲めばいいだけの話なんですけどね。
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